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異常に感じた隅田川花火大会

7月29日、4年ぶりに隅田川花火大会が
行われました。

隅田川花火大会は
私が東京に住んでいたころも
毎回大盛り上がりでした。

花火大会が見える
どこかの駅のプラットフォームは
人であふれ、
花火が見える位置にある
タワーマンションに住む知人は、
花火見物がてらパーティーを
開いたりしていました。

私も一度くらい見てみたいなと
思ってはいたものの、
人混みが大の苦手だったので
行かずじまいでした。

今朝のワイドショーで
今年の花火大会の様子を見て、
私は愕然としました。

なんと100万人を超える人が
花火大会の見物に訪れ、
ほとんどの人は、
警察官に先導されて歩きながら
花火を見物したというのです。

4年ぶりと聞いて興奮した人も
たくさんいたのかもしれません。
が、1つのイベントに
こんなに大勢の人が
後先考えずに集まってしまい
警察に先導される事態になる
ということに
私は恐怖を覚えました。

まさに何も考えずに
権力についていくだけの
大勢の人の集団に見えてしまったからです。

そんなにしてまで花火を見たいか。
見て楽しいか。
そんな風に思いました。
こんなことも考えられない人が
たくさんいるということです。

テレビは単に
ここまで人が集まって
混乱もなく終わった花火大会
(=警察偉い)
みたいな報道の仕方しかしませんが、
それで終わらせて良い話ではないと思います。

人間もう少し、
自分がしようとしていることが
どんなことなのか
自分の頭で考えながら
行動しなければならないなと
切に思ったのでした。

そうでなければ、
日本人は権力にとって
ただの都合がいい群衆に
なってしまいかねない。

そんな危機感を持った
隅田川花火大会でした。

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