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Urthレンズフィルターの返品と、L-M変換リング問題

先日購入しましたKIPONの6ビット対応L-M変換リングが、Elmar 3.5cm F3.5 との相性が悪く返品しました。具体的には、Elmar 3.5cm F3.5の無限ロックのプッシュが降りた状態で回すと6bitをカバーしている部分にぶつかり操作性が悪いことと、6.7フィート(約2m)から近距離でレンジファインダーが連動しなくなる事でした。

Urthレンズフィルターの返品

実は合わせて購入したレンズフィルターUrth 43mm UV Lens Filter (Plus+)も返品しました。このレンズフィルターは、Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SCに使うために購入しました。

これまで使っていたB+Wのレンズフィルターは機能的に問題は無かったのですが、ゴールドの文字が沢山ある煩雑なデザインが気になっていました。ライカM型のミニマルなデザインと合っていないのです。そこで、スチールリム復刻版に使っているUrthのレンズフィルターが、とてもシンプルなデザインで気に入ってい他ので、Noktonにも同じフィルターを使いたいと思いました。

しかし、いざUrthのフィルターを装着すると、レンズフードを付けることができなくなりました。

よくよく観察してみると、レンズフードの外径が微妙に広がっています。この微妙な広がりがレンズフードの装着を阻害しています。

B+Wのレンズフィルターは、ほとんど段差がありません。これだと問題なくレンズフードが装着できます。さすがに、この差は実際に試さないと分かりません。

ボックスは開封してしまいましたが、返却理由を伝え、問題なくB&Hに返品できました。すぐにFeDexの返送用のラベルをPDFで送ってくれました。米国の返品文化に感謝です。

Elmar 3.5cm F3.5のL-M変換リング問題

KIPONの6ビット対応L-M変換リングの問題点は、約6.7フィート(約2m)から近距離でレンジファインダーが動かなくなることです。それだけではなく、ライブビューでも拡大ピーキング機能が作動しませんでした。

そこで、これまで使っていたK&F CONCEPTでチェックしてみたところ、約4.4フィート(約1.5m)未満だとレンジファインダーが連動しないことが発覚しました。KIPONより短いとはいえ、Elmar 3.5cm F3.5の最短距離1mまでレンジファインダーが連動しなかった事に驚きました。このレンズの場合、殆どパンフォーカスで撮影することが多く、距離計をあまり使っていなかったので気づきませんでした。

LEICA MP 0.72で試してみても同じ結果でした。L-M変換リングは、こんなものなのか、たまたまK&F CONCEPTやKIPONの精度が悪かったのでしょうか。もしくは、Elmar 3.5cm F3.5は、そういうものなのでしょうか。もう少し調べてみたいと思います。



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