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PENTAX 17を即ポチってしまった

PENTAX 17の詳細が発表されましたね。この正式発表に先立ち、数日前に正面からの写真がリークされていました。その時の印象は、「本当にこのスタイリング?」とリーク写真の真偽を疑ったほど意外なデザインでした。軍幹部をモーゼの海割りの如く半分に分割して、その間に縦構図のファインダーを組み込む珍しい構成で非常にユニークでした。

そして正式発表です。まずは、PENTAXのデザイナーTKO氏が楽しげに、そして熱く語っているのがのが印象的です。リーク写真そのままの、男性が好みそうなメカニカルなデザインで発表されました。TKO氏によると、調査の結果では若い世代もベテランのユーザーもデザインの嗜好性はクラシックスタイルを好むと言っていました。そのため、PENTAXの過去のモデルを参考にクラシカルなデザインにしたそうです。確かにクラシカルスタイルですが、私にはメカニカルな印象の方が強いです。個人的には、好みのデザインです。

しかし、同じく夏に発売が予定されているRollei 35AFは、クラシックスタイルでありつつ小さくて可愛らしいです。勝手な想像ですが、若い世代はこちらを好むのではないでしょうか?さらに、エントリーユーザーにとって、ゾーンフォーカスはハードルが高いかも知れません。一方、Rollie 35AFはオートフォーカスなので、エントリーユーザーに向いていると感じました。

ただ、過去のモデルを復刻(LEICA M6)したりオマージュ(Rollei 35AF)したアプローチではなく、過去モデルのパーツやデザイン言語を参考にしながらも、全く新しいデザインで挑む姿勢には深く感心します。これは、フィルムカメラに未来を感じさせる効果があると思いました。

価格は$499.95です。価格的には納得で、今回はPENTAXの漢気溢れる企業姿勢に共感して事前予約を入れました。到着するのが楽しみです。

商品の発送は今週末とB&HのYouTubeで話していました。日本の発売日は7月12日なので、米国の方が早いのでしょうか?とりあえず、PENTAX 17を受け入れる準備としてフィルムが重要です。フルサイズ36枚撮りはハーフサイズでは72枚の撮影枚数になるので、私のペースだと撮り終わるのに相当な時間がかかります。そこで、まずはILFORD HP5+の長巻フィルムからパトレーネにフルサイズで12枚撮り分を用意しました。これならば、ハーフサイズ24枚の撮影枚数なのでテスト撮影には程よい枚数です。こういうときは、長巻フィルムは便利ですね。商品が届くのが楽しみです。

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