見出し画像

なるほどズミルックス 50mm f1.4 ASPH

ロサンゼルス出張で、LEICA MP 0.72とズミルックス 50mm f1.4 ASPH (Black-Chrome Edition)という組み合わせで写真をたくさん撮りました。フィルムは、FOMAPAN 400です。

まず感じたのが、フィルムでも明らかに感じるきめ細やかな解像です。ディテールがしっかり描写され、圧倒的な見応え感が得られました。

逆光耐性も素晴らしいです。フレアの中のオブジェクトも破綻なく十分なコントラスト、解像感をキープして描写してくれます。積極的にフレアを使っていきたいと思いました。

開放f1.4は黄昏時に威力を発揮するオールラウンダーです。絞り開放では、ボケがクリーミーで美しく、ピントを合わせた部分は非常にシャープです。フィルムの粒状感と相まって心地よい描写になります。この上質なボケは、ノクトン 50mm F1.5よりも勝っていると感じました。しかし、それ以外については、ノクトンも負けていないと思います。

カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition)
フィルム:FOMAPAN 400
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?