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SLOSS FURNACES <Plaubel Makina 670>

アラバマ州バーミンガムにある「SLOSS FURNACES(スロスファーナシズ国定歴史建造物)」には、中判カメラのPlaubel Makina 670も持っていきました。

暗い工場内は三脚を使って撮影。じっくりと単体露出計を使って計測し露出を決定。入場者がとても少ないので、誰にも迷惑をかけず落ち着いて撮影を楽しめます。
煉瓦の壁と窓からの光。錆びついた鉄のパイピングなど、様々な要素があります。
壁のペイントの剥がれが見応え感のあるテクスチャです。
様々なパーツで組まれている溶鉱炉のディテールに圧倒されます。

Plaubel Makina 670は、LEICA MP 0.72と同じく露出計以外はフルメカニカルです。シャッターを切った時の機械音は心地よく、シャッターを切ったという充足感、余韻に浸れるカメラです。シャッター感覚だけで言えば、レンジファインダーというよりも、一眼レフのシャッターを切ったような感覚に近いかもしれません。

カメラ:Plaubel Makina 670
フィルム:KODAK Tri-X
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャン:CANON EOS 5D Mark IV / EF 100mm f/2.8L Macro IS USM / Intrepid Compact Enlarger
出力:Adobe Lightroom Classic

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