SmallRigの三脚座
中古で購入したEF 70-200mm F2.8L IS II USMの三脚座を購入しました。純正の三脚座はアルカスイス互換ではないので、そのままでは、RSSクランプに取り付けることは出来ません。対策としては純正の三脚座にアルカスイス互換のプレートを取り付ける事が考えられます。しかし、取ってつけた様な雰囲気になり格好が良くないのではと予想されます。そこで色々と探したところ、SmallRigのEF 70-200mm F2.8L IS II & III USM専用三脚座を見つけました。ライフルのグリップの様なウッドがアクセントでとても格好良いデザインなので、一目惚れしてB&Hから購入しました。
早速レンズに三脚座を取り付けると武器の様な佇まいがとても格好良く、三脚に取り付けるとさらに武器感がグッと増します。男子には堪らないです。5D Mark IVとEF 70-200mm F2.8L IS II USMの組み合わせはかなり重く持つのに苦労しますが、この大きなグリップのおかげで取り回しが楽になるのは間違いないです。
三脚座で安定して自立するのも、レンズフードを傷めないのでグッドポイントです。
一方、気になるポイントがあります。横位置から縦位置に変えるとき、純正の三脚座はリングのネジを緩めて回転しますが、SmallRigの三脚座は完全にオープンにして位置を変更します。ネジを緩めて無理やり回転も出来ますが、ひっかりがありレンズボディを傷つけそうです。そのため、回転するときは気をつけないとレンズとカメラを落としてしまいます。純正はリングをオープンにする事が出来ないタイプなので、カメラに着けて三脚に装着しているならば、落下の危険性はありません。これに関しては、70-200mm F2.8 DG OS HSM Sportの三脚座がとても優れています。ネジを緩めて回転すると45度の部分でカチッと止まる仕組みになっています。しかも脱着式ではなく、アルカスイス互換です。
回転の問題が現場でどれだけストレスがあるか確認してみて、納得がいかないならば純正の三脚座にアルカスイス互換プレートを装着します。