LEITZ minolta CL と Rollei 35S の比較
LEITZ minolta CLで撮影したフィルムの現像があがりスキャンデータがThe Darkroomから届きました。今回はRollei 35Sとの比較を兼ねて、同じフィルム(KODAK 400)、同じ露出、同じ時間場所で撮影を試みました。露出は、LEITZ minoltaの電池がLR44を使っていたため露出計の信頼性が低かったので、Rollei 35Sの露出計を参考にしました。CLのレンズは、M-ROKKOR 40mmです。スキャンサイズは、2048 × 3089(72dpi)です。
<晴天での比較写真>上の写真がLEITZ minolta CLで、下がRollei 35Sです。CLの方が、色乗りが良く現代的な写りです。Rollei 35Sは、ノスタルジックな雰囲気を出しています。
<曇天での比較写真>引き続き上の写真がLEITZ minolta CLで、下がRollei 35Sです。この写真だと色乗りの差はないですね。曇天だと差がほとんど無いですね。同じ40mmでも、Rollei 35Sの方が若干広角気味の感じがします。
拡大比較です。右がCL、左がRollei 35S。正直、ほとんど変わりませんね。ちょっとCLの方が解像しています。建物のレンガの横線がCLの方がハッキリと出ていました。
結論としては、LEITZ minolta CLとM-ROKKOR 40mmの組み合わせは、Rollei 35Sと比較して、若干色乗りが良く解像感がありました。もっと解像度を上げてスキャンをすれば、より差が出てくると思います。