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気になるコンパクトな引き伸ばし機「The Intrepid Compact Enlarger」

引き伸ばし機の大きさや重量など運用面においてとても大変そうなので、プリントは手を出していませんでした。そんな中、KICKSTARTERでとてもコンパクトな引き伸ばし機「The Intrepid Compact Enlarger」というキックスタート商品が出ています。この商品は、従来の引き伸ばし機とは異なりLEDを電源としておりとてもコンパクトに設計されています。カラーバランスやコントラストを調整するためのフィルターがすべて内蔵されていますので、引き伸ばタイマーに内蔵されたセーフティライトも気の利いた設計です。また、デジタルカメラやスマートフォンを使ってフィルムスキャンも可能です。

35mmフィルムと120mmフィルム (6x4.5, 6x6, 6x7, 6x9)に対応しており、モノクロだけではなくカラーもプリントできます。

一般的な引き伸ばし機と異なり、スタンドが付属していません。カメラ三脚などを使って設置します。常設ではなく、現像するときにセットアップすることで、狭い家での運用を実現してくれています。逆に言えば、常設できる場所がある人にはあまり魅力的な商品ではありません。家の中で常設で引き伸ばし機を設置できるスペースがないので、私にとっては魅力的な製品です。

<別途用意するべきアイテム>
- 引き伸ばし機を取り付けるための三脚またはコピースタンド
- M39レンズ 35mmフィルム用(50mm)及び120mm用(80mm)
- 現像のための薬品と写真用紙
- トレイ、トング、ピント合わせ用のファインダー等
- プリント用イーゼル

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何人かのフィルムフォトグラファーに試作機を配布してレビューが公開されています。これを見ると欲しくなります。

「Intrepid Enlarger + 35mm & 120 Carriers」で、支援額が£250 以上なので大体 350USドルくらいです。日本円だと3万7千円くらいでしょうか。ちゃんと開発されるならば9月以降に手に入りそうです。うーん、悩みます。

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