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BREITLING NAVITIMERが60周年を迎えた

BREITLING NAVITIMERが60周年を迎えたそうです。この時計は、世界で初めて航空用回転計算尺を搭載して1952年に誕生しました。1954年に発売されたLEICA M3から2年前の登場になります。来年か再来年は、ライカからM型60周年記念モデルが発売されるかも知れませんね。

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私は、1997年にOLD  NAVITIMERを購入したので、既に25年経過しています。当時はマイナーなブランドでしたが、複雑な盤面に魅せられて思い切って購入しました。機械式時計やカメラ、バイクは、当時の男子の大好きなアイテムでした(過去形)。いわゆる、軽井沢シンドロームの世界観です。

パイロットでもないのにパイロットウォッチは違和感ありますが、今となってはFAA(連邦航空局)のドローンパイロット免許があるので、辻褄があったと言えます。無理矢理ですが、、。

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NAVITIMERは、LEICA M型と同じく普遍的なデザインなので、古くなった感じがしません。”高価なモノは普遍的なモノを選ぶが安くなる”が王道です。普段はApple Watchばかり使っていますが、IWC Mark XVと同様に重要なイベントでは欠かせない時計です。

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私のOLD  NAVITIMERの夜光塗料はトリチウム(SWISS MADEの両側にトリチウムのTの文字がある)なので、とっくに半減期を過ぎて数字が茶色く変色してしまっています。こういうエイジングも良いですね。

最新のNAVITIMERのロゴは、歴史あるAOPAロゴ(国際パイロット協会のロゴ)になっています。私のOLD  NAVITIMERのロゴは、一昔前のブライトリングのロゴ("B"に緻密なウイングが生えているデザイン。現在のブライトリングのロゴは"B"だけのシンプルなデザイン)です。個人的には、通好みのAOPAロゴより、昔のブライトリングのロゴの方が格好良いと思っています。

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回転計算尺は、黎明期の未熟な航空技術を支える大切な計器でした。しかし、現在はパイロットがこの回転計算尺を使うことは滅多にないでしょう。ただ、日常では色々と活用できます。私の場合、日本に行くと為替計算で便利に使えます。例えば、内側の10に外側を13に合わせます。内側の15が外側の19.5を指しているので、15ドル1950円になります。(しかし、円が安くなった、、)

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裏面には、ブライトリングのロゴと、摂氏と華氏の換算表があります。最近は華氏に慣れてきましたが、やはり換算表があると便利です。ただ、これら便利な機能に大きな欠点があります。それは文字が小さいので、老眼には厳しいという現実です。最近は、写真用のルーペで覗いてこの小さな宇宙を楽しんできます。

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レザーバンドは、オリジナルはかなり痛んだので数年前に新調しました。銀座のブライトリングに行き、新しいレザーバンドを購入しようとしたら、OLD  NAVITIMERのレザーバンドは既に取り扱っていませんでした。店員さんが、近くのアトリエ ジャン・ルソーという、フランスの時計レザーバンド専門店を紹介してくれました。さすが、ブライトリングの店員さんが紹介するだけあって、ブライトリングの肉厚があるレザーバンドもオーダーメイドで制作してくれました。もちろん、オリジナルの金具を使うので、見た目は純正レザーバンドのようになります。

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バンドの裏側まで、丁寧に仕上げています。この仕上がりに大変満足したので、同じくレザーバンドが傷んだIWC Mark XVも、このお店で新調しました。

ブライトリングのホームページを覗いてみたら、表参道に新しいブティックがオープンしたようです。日本に行ったときは訪れてみたいと思います。TOP TIME DEUSが格好良いですね。バイク乗りとしては気になります。しかし、カメラだけではなく、時計も高くなった、、、。現行モデルは100万円越えですね。25年前は、1/3くらいだったような記憶があります。もう20年以上、機械式時計を買っていませんが、これからも買うことはないでしょう。

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