Barber shopのディープな世界
いつものBarber Shopを立ち寄り、今回は初めて2階を見せてもらいました。ここは、Barber Shop閉店後にイベントなどで使われるラウンジのようです。窓が少ないせいか、暗くてミステリアスな空間になっていました。ここをスチールリムの開放F1.4で撮影すると、水彩絵の具で書いたような滲みによって、このミステリアスな雰囲気を上手く描写してくれました。
彼は床屋だけではなく、DJやアーティストなど様々なタレントを発揮しています。後ろの大きなキャンバスのペイントは彼が描いたもので、その前に座ってもらい撮影をしました。とってもアートな人で、タバコが似合います。これ以外にも、幾つもの作品が飾ってありました。
1階のBarber Shopと同じく、ターンテーブルと沢山のレコードがありました。音楽好きにはたまらない場所だと思います。夜のラウンジタイムも訪れてみたいです。
壁には沢山の時計が飾ってあります。殆どが4時20分を指しています。この意味を聞いたところ、何かを象徴する時間のようですが、あまりのも内容が深すぎて私の英語力ではよく理解できませんでした。この時計群が、この空間を独特な雰囲気にする演出を担っています。
1階のBarber Shopに戻りました。2階のミステリアスな空間と異なって、大きな窓から沢山の光が入ってくる開放的な雰囲気です。このお店は、とても落ち着きます。
メタルとブラックレザーの無骨なシートが印象的で、使い込んだエイジングが格好良いです。
DJブースの壁にも、4時20分を指す大きな時計が飾ってあります。
今日のお客さんは、以前も撮ったことがある男性です。彼は、ロースクールを卒業したばかりだそうです。これから弁護士の道を歩みます。
陳列されたレコードと一緒に、私がプリントした作品も飾ってくれています。こういうのはとても嬉しいですね。撮った甲斐があります。
今日は、ビビットなターコイズブルーのレコードです。
R&Bを聴きながら散髪開始。
雑談で盛り上がる二人。リラックスした雰囲気が伝わって来ます。
この2枚の写真は、ズミルックス 50mm F1.4で撮影しました。同じ開放F1.4でも、滲みのあるスチールリムとは違って精緻に描写してくれます。こちらも大好きなレンズです。
このBarber Shopの隣に、新しいアパレルショップが開店しました。壁一面に顔写真がある独特なお店です。オーナーはニューヨークから引っ越して来て、店を始めたそうです。これも、ズミルックス 50mm F1.4での撮影です。ディープなBarber Shopの横に、ディープなアパレルショップです。
カメラ:LEICA M10-P
レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- / Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition)
出力:Adobe Lightroom Classic