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頼りになるレンズフード

先日、カメラバックPeakDesign Everyday Sling 6リッターを落としてしまいました。落としたと言っても、腕を下に伸ばし切った状態でポトリと落としたレベルです。カメラバックの中にはLEICA MP 0.72が入っていましたが、Everyday Slingは厚めの保護パッドでしっかりと作られているので、この程度ではカメラにダメージがあると思いませんでした。しかしカメラを取り出してみると、フォクトレンダーのレンズフード LH-6がぐにゃりと曲がっていました。このLH-6は肉厚の金属製で、簡単に曲がるような代物ではありません。ただ、カメラとレンズを合わせた重さが935gと、M型ライカはコンパクトな見た目ですが実はかなり重いです。おそらく、落ちた時の衝撃はカメラバックのパッドで受け止めたものの、重力加速度が大きくレンズフードに負荷がかかり曲がってしまったと思います。レンズフードが曲がることで、カメラバックのパッドと合わさってカメラとレンズへのダメージを吸収してくれたといえます。

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レンズからレンズフードを外すにもかなり力が必要でした。レンズフードが全体的に歪んだようで、直すことは難しそうです。そこで、新品を買うことにしました。このレンズフード、バヨネット式でB&Hで$69もする高価なものです。カメラやレンズを守ってくれたことを考えれば安いものですが、予期しない出費でダメージは大きいです。

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今日、新品のレンズフードが届き、早速装着しました。レンズフードは、フレア・ゴーストを抑制だけではなく、大切な資産であるレンズやカメラを守ってくれる頼りになる存在であると再確認しました。

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