プロカメラマンの色々
先週末、マラソン大会のイベントに妻と娘が参加したので、カメラマンとして家族と友人達を撮影しました。このイベントは定期的に開催されています。
イベントでは、プロのカメラマンが大会の記録をしっかり撮っています。これまで、それを担っていたのはキャノンのAPS-Cカメラを使っているプロカメラマンでした。素人の私の装備の方が格上という変な感じでしたが、そのカメラマンはコミュニケーション力が素晴らしく、被写体に積極的に話しかけ最高の笑顔を写していました。彼から、「この場所が良いぞ」とベストポジションを親切に教えてくれました。素人とはいえ、同じカメラマンとしてリスペクトしてくれたのは嬉しかったです。彼の写真は見たことありませんが、絶対に素敵な写真になっていると想像できます。プロのカメラマンは、機材ではなくコミュニケーション能力だと感心したものです。
今回の大会は、そのAPS-Cカメラマンではなく、フルサイズカメラを使うカメラマンが来ました。CANON EOS 1D X Mark IIIとEOS R3の二台体制です。今のCANONの最高峰を扱っています。ブラックのシャツにキャップという格好も、プロカメラマンらしさを演出しています。
このカメラマンは、被写体と積極的にコミュニケーションするスタイルではなく、自然な姿を瞬間的に捉えるアプローチのようです。大きな体ですが、俊敏に動き被写体を捉えていく姿は、プロカメラマンそのものでした。ハイスペックな機材を存分に生かしたスタイルに見えました。
もし自分がプロのカメラマンになるならば、憧れるのはコミュニケーションの長けたAPS-Cカメラマンのスタイルですが、人見知りが激しい私は後者のカメラマンのスタイルが合っているかも知れません。十人十色のカメラマンスタイルは、観察していて楽しいです。