日曜の夜はバーボンと銀塩プリント
土曜日は、Edgewood AVEでのストリートフォトを楽しみ、その夜はILFORD HP5+を２本現像しました。日曜日は家族が寝静まった後、夜な夜な銀塩プリントを楽しみました。週末は家族との行動が基本ですが、様々な合間の時間を工夫して、趣味の写真を楽しんでいます。妻は私の趣味に全く興味はないものの、散財含めて理解・協力をしてくれているので感謝しかありません。
今日は室内の温度が17度くらいなので、現像液を20度に調整するのはすぐに終わりました。この時期の現像やプリントは準備が早くできて助かります。浴室を暗室にするセットアップは、30分もかからなくなりました。
銀塩プリントのお供は、お気に入りの「Stillhouse」のバーボンです。現像液と並べると、現像液もいい感じの飴色で美味しそうに見えいます。いや、間違っても飲んではいけません。
現像液に沈められた印画紙に像が浮かび上がってくるのが、もっとも嬉しい瞬間です。今回は、昨日撮影した写真を中心に、Barber Shopシリーズを6枚プリントしました。
銀塩プリントで被写体の肌のリッチな質感を出すのに苦労しましたが、この試行錯誤も楽しい作業です。銀塩プリント6枚を並べてハンガーにぶら下げ、それを眺めながらバーボンで少し喉を潤して達成感に浸ります。こんな贅沢な時間は、なかなかありません。
翌日、プリントがちゃんと乾いているかチェック。浴槽には水洗いした道具がおいてあります。
床を見ると定着液のアンモニアが乾いて床が汚れています。これを妻が見つける前に掃除するのが重要なポイントです。
露光時間チェックの切れ端も、これはこれでアートな感じがして保管しておきたくなります。コラージュしてパネルを作ってみようかな。
一枚にプリントしたものの、失敗したり満足いかなかったものも多々あります。これらも、捨てずに保管しておきます。
乾燥が終了したプリントを床に並べて、再び満足感に浸ります。朝なので、今度はコーヒーを飲みながら堪能するわけです。銀塩プリントは、何度も何度も楽しめるので、最高の趣味ですね。
余分にプリントして、床屋さんにプレゼントします。持って行くととっても喜んでくれて、また撮らせていただくという循環になっています。この床屋さんは、2人の美容師がいるので、出来るだけ同じ雰囲気で2人を撮るように心がけています。
仕上がった写真を、アルバムに収めて作業は終了です。来週末も、銀塩プリントをしたいと思っています。