PENTAX 17が届いた!
PENTAX 17が届きました。米国時間で18日(火)に発表があり、即B&Hでポチったら本日24日(月)に手元に届きました。日本では7月12日が発売日なので、まさか1週間で届くとは思っていませんでした。米国は日本よりも数週間早いですね。
新品のフィルムカメラは、3年半前にLEICA MP 0.72を清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入して以来です。まさか、また新品のフィルムカメラを買うとは思ってもみませんでした。このような素敵な散財の機会を作っていただいたPENTAXに、深く感謝したいです。そして、私にとって初めてのPENTAX製品になります。ペンタキシアンの仲間入りでしょうか?さらに、初めてハーフサイズカメラを所有することにもなりました。
第一印象
本体はエンジニアリングプラスチックで、軍幹部と底面はマグネシウム合金製となっており質感は悪くないです。特に軍幹部のメカニカルなデザインは、格好よく所有感を満たせてくれます。気になる部分は、前面は革シボのレザーで、背面はダイヤカット形状の樹脂加工と異なっているところです。背面も革シボ風にして統一感を出しても良かったと感じました。
空シャッターを切ってみると、大変静かなシャッター音です。ただ、若干のシャッターラグが気になりました。実際に撮影して、シャッターフィーリングを確認したいです。
付属するリストストラップを装着。このストラップで撮影最短距離の25cmを測れる優れもの。ただ質感がイマイチなので、サードパーティのストラップが発売されるのを期待します。
縦構図のビューファインダーはとても新鮮です。ファインダーの下部に映り込むゾーンフォーカスのインジケーターは見やすくて、老眼の私も快適です。
比較
9月に発表され10月に発売されると言われているRollei 35AFを意識して、Rollei 35Sと並べてみました。明らかにRollei 35Sの方がコンパクトです。フルサイズでオートフォーカス搭載のRollei 35AFが、さらに気になってきますね。これ以上、カメラ本体を増やすわけにはいかないので、何とかRollei 35AFはスルーしたいと思います。
コンパクトなエルマー50mm F2.8を装着したLEICA MP 0.92と並べると、PEDAL 17のメカニカルなデザインが際立ちます。M型はシンプルでモダンなデザインですね。
撮影記録
撮影記録に関しては、これまで撮影毎に記入していましたが、それをフィルム1本72枚にやっていると大変手間なのと、そもそもPENTAX 17ではオート撮影なので記録する情報もありません。そのため、日時、場所だけ記録する簡易的なものを作成しました。
フィルムの装填
フルサイズで36枚撮りフィルムで撮影すると、ハーフサイズでは倍の72枚撮影できます。今回はまず試写をしたいので24枚撮り(フルサイズで12枚撮り)分を、フィルムローダーからパトローネに詰めました。長尺フィルムは、好みの枚数のフィルムを作れるから便利です。
フィルム装填は失敗しづらいイージーローディング方式を採用しているので、ライカM型やRollei 35Sよりも明らかに楽ちんです。一方、若い人には問題ないと思いますが、小さなフィルムカウンターは老眼には見え難いです。
ということで、早速撮影を楽しみます!