Capture Oneをトライ
普段、現像ソフトはAdobe Lightroom classic かAdobe Photoshopを使っています。しかし、CANON EOS 5D Mark IVでは全く問題無かったのですが、最近導入したEOS R6にカメラマッチングプロファイルが対応してないという問題がありました。近いうちに対応するだろうと期待していたのですが、その気配がありません。この問題は、写真家の西田航さんが致命的な欠陥として指摘しています。
そこで、Capture Oneの30日間の無料トライアルを試してみました。まずは、EOS 5D Mark IVで撮影した写真です。
現像ソフトとしての基本的なインターフェースはほぼ同じなので、違和感はありませんでした。第一印象はとても良いです。
で、CANONが得意とする人肌表現で比較してみました。まずはEOS 5D Mark IVでの比較です。画像を取り込んで色温度だけ合わせ、あとは何も調整していません。
EOS 5D Mark IV / Adobe Lightroom Classic
EOS 5D Mark IV / Capture One
あまり差がないですね。Capture Oneの方が、若干寒色に振られている感じがしますが微細な差です。
次に問題のEOS R6での比較です。露光量の調整と色温度だけ合わせて、あとは何も調整もしていません。
EOS R6 / Adobe Lightroom Classic
EOS R6 / Capture One
如何でしょうか。EOS R6のカメラマッチングプロファイルが無いAdobe Lightroom classicでは、ハイライト部のディテールが飛んで立体感が損なわれています。西田航さんが指摘していたことに納得です。なぜAdobeは未だEOS R5とR6にカラープロファイルを対応しないのでしょうか? これを見てしまうと、Adobe Lightroom classicを使うのを躊躇しますね。
ただ、大きな不満もあります。SONYやNIKON、Fujifilmには安めの価格設定があるのに、どういうわけだかCANONにはその価格設定がありません。不公平では無いでしょうか?
一方、買い切り版の設定があるのは嬉しいです。Adobeはサブスクリプションなので、長く使うことを前提にすれば、常に最新のバージョンを使える$328.00は安いかも知れません。ちなみにSONYやNIKON、Fujifilmユーザーは$ 278.00です。
とりあえず30日間試用して、その間にAdobeがカラープロファイルを対応しなければ、Capture Oneへの移行を検討します。
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