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M11-Dと断捨離

先日、M10-Pが突如故障し、長期戦線離脱を余儀なくされました。常日頃、MP 0.72と組み合わせてデジタルとアナログのM型ライカをハイブリッド運用していただけに、M10-Pが欠けたことで心のバランスが大きく崩れてしまったことに自分でも驚きました。そんな失意の中、B&HからM11-Dの店頭在庫のお知らせが届いたのです。おそらく、このとき私は相当精神的に参っていたのでしょう。無意識の中で、M11-Dをお迎えしてしまいました。しかしながら、お迎えするからには、資金調達はしなければなりません。無意識から正気に戻れば、当然、断捨離を決意することになりました。


これ以外にも様々な小物も売却

ミラーレス一眼システムの売却

この機会に、Canon EOS R6及びRFレンズを手放しました。以前から考えていた一眼レフシステム(EF)に絞ることを決断をしたのです。一眼レフ特有のシャッターフィーリングや撮影時の感覚が自分にとって心地よく、時代の流れであるミラーレスへの移行ではなく、一眼レフに留まる道を選びました。もちろん、EOS R6を通じてミラーレス一眼の魅力を存分に体験できたことは、とても良い経験となりました。特に、R6の優れたオートフォーカス性能は、活発に動き回る娘を撮影するには非常に役立ちましたが、5D Mark IVでも十分に対応可能だと判断しました。EFレンズでは、使用頻度の少なかったEF 16-35mm F4L IS USMも手放し、機材の断捨離を実行しました。

売却したKEHの査定では、マップカメラのワンプライス買取と比較すると、総じて高く買い取ってくれました。

ライカMマウントレンズの売却

次に、Elmarit-M 135mm F2.8とVoigtlander Nokton Vintage Line 50mm Aspherical II SCの2本を手放しました。

Elmarit-M 135mm F2.8は、見た目の格好良さは魅力的でしたが、重くて大きく、ピント合わせが難しいため、ほとんど出番がありませんでした。使わないまま防湿庫に眠らせるより、他の人に使ってもらう方が有意義だと考えました。

Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm Aspherical II SCは、MP 0.72と同時期に購入し、長く愛用してきたレンズです。写りの良さだけでなく、クラシカルな外観もお気に入りでした。しかし、ほぼ同スペックのSummilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition)を迎えたことで使用頻度が下がり、このタイミングで手放す決断をしました。

愛車(バイク)の売却

さらに、長年大切にしていたバイクも手放すことにしました。とても愛着のあるバイクでしたが、重さゆえに乗る機会が減り、次第にガレージの肥やしになってしまいました。最近のバイクに比べると、非常に重いです。腰痛持ちで年齢を重ねるごとに、重いバイクの操縦は厳しくなります。若くて力のあるアメリカ人に乗ってもらう方が、バイクも幸せでしょう。幸い、購入時よりもかなり高い価格で売却できそうです。

以上の売却で、かなりの資金を集めることができる算段となっています。

ということで、無事にM11-Dをお迎えしました。M10-Pとは異なるフィルムライクな撮影体験を期待してドキドキします。

MP 0.72とのツーショット。フィルムとデジタルのシームレスはハイブリット運用は、新たなステージに来たかもしれません。

記念すべきファーストショットは、道路を横断するグース達。

とりあえず、ちゃんと撮れていて安心しました。さて、じっくり楽しみたいと思います。

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