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レンジファインダーで飛行機は撮れるのか? <LEICA M10-P>

昨日、Barstowに行った後、飛行機を撮りにロサンゼルス国際空港(LAX)の滑走路近くにある公園に行きました。飛行機撮影は、一眼レフやミラーレスカメラを使って望遠レンズで撮るのが一般的で、レンジファインダーで撮ることはあまりしないと思います。しかし、ここはロサンゼルス空港の一番北側の滑走路06L/24Rの24R横にある公園で、飛行機が目の前を通過して着陸します。そのため、望遠レンズ無しでも撮ることができます。むしろ、近すぎるので広角レンズが重宝します。

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Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC
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Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC

この滑走路は、デルタ率が高かったです。

Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC
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Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC
Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC

と、思ったら、他の航空会社も続々と着陸します。5分に一本という感じのペースです。飛行機侵入側に陽が沈むので、いい感じに光を機体に受け止めています。

Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH

親子にフォーカスをあてて、芝生に寝っ転がって見上げて撮影。画角の中に飛行機が進入する場所を計算して、ファインダーに入ったら即シャッターを切るスタイルです。頻繁に飛行機が来るので、失敗したらその次を狙います。Elmarit-M 28mm F2.8 ASPHは、本当に良いレンズです。

Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC

夕陽で赤く染まり始めた公園で、大迫力の着陸に大人も子供の大興奮。やはりデルタが多い。飛行機単体よりも、地上の様子も含めた構図の方が魅力的ですし、ライカM型らしさも出るような気がします。

Summicron-M 35mm F2 ASPH

日本は彼岸花のシーズンですが、こちらは極楽鳥花です。芝生に寝っ転がって撮影。

Summicron-M 35mm F2 ASPH

進入する飛行機と、それを見つめる鳥。

Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC

夕陽を浴びて着陸するSOUTH WESTのカラフルな機体。いい色合いです。

感想

ライカでも十分飛行機撮影が楽しめます。個人的には、主題を飛行機ではなく、周囲の人や花、建築などにして、飛行機は副題にするのがライカらしい飛行機写真と感じました。
ズームレンズでは無いので、大きな飛行機が飛来すると画角からはみ出たりすることがあります。フライトトラッカーで、着陸する飛行機のサイズを事前に把握してレンズをセットするのが良いです。またマニュアルフォーカスなので、基本的に置きピンです。F値は、5.5から8ぐらいにしました。シャッタースピードは1/1000以上です。これで問題は無いと思います。

センサーゴミ問題

6カ所以上もゴミが、、、。ショック。

実は、空港周辺は強めの風が吹いていました。その中で、飛行機に合わせてレンズを入れ替えていたら、壮大にゴミがセンサーに付着してしまいました。これをいちいちPhotoshopで取り除くのが面倒でした。風が吹く中でのレンズ交換は鬼門ですね。欲を言えば、レンズ交換をせずカメラ2台で運用するのがベストです。LEICA M10-Pは、近くのカメラショップに清掃に出そうと思います。センサー清掃の値段を聞いたら$49でした。

カメラ:LEICA M10-P
レンズ:Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SC / Summicron-M 35mm F2 ASPH / Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH
出力:Adobe Lightroom Classic (Photoshopでゴミを取り除く)

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