M10-P長期戦線離脱
LEICA M10-Pが故障してしまいました。先日、自転車トリックを披露している高校生を撮影している最中、スチールリムのフォーカスリングが突然スカスカになり、レンジファインダーがまったく動かなくなりました。初めてのケースだったため、非常に焦りましたが、その後しばらくすると正常に動くようになりました。しかし、帰宅後に再度確認してみると、再び同じ症状が発生しました。
スチールリム(レンズ)が故障したのか、それともカメラ側に問題があるのかを詳しく調べたところ、レンズとレンジファインダーを連動させる小さなコロ(レンズマウント内側上部にある円形の部品)が、奥に引っかかって動かなくなっていることを発見しました。このコロを指で元の位置に戻しても、レンズを装着すると再び奥に引っかかってしまい、フォーカスリングを回してもスカスカした感触のままで、レンジファインダーが動作しません。
自転車のトリックという動きのある被写体を撮影している際、フォーカスリングをラフに扱ってしまい、コロを壊してしまったのでしょうか。心当たりがあるとすれば、そのくらいしか思い浮かびません。このカメラは購入時に2年間の保険に加入していたため、それを利用して修理しようかと考えました。しかし保険証を確認してみると、購入からすでに2年以上が経過しており、保険は適用外となっていました。
もっとも、このカメラは購入以来ほぼ毎日使用していたことを考えると、故障が発生しても不思議ではありません。この機会にライカ本社でしっかりと修理とメンテナンスを依頼するのが適切だと判断しました。そのため、M10-Pはしばらくの間、手元を離れることとなりました。もしドイツ本社預かりとなると、半年以上は離れ離れとなる可能性があります。さあ、どうなることやら、、、、