見出し画像

自家用飛行機でブリュワリーに一杯飲みに行く

家族は土曜の早朝に一足先にロサンゼルスを離れ、帰宅しました。私は来週1週間ロサンゼルスで仕事があるため、引き続き滞在しています。そのため、土日は自由時間となりました。土曜日は、自家用パイロット免許を持っている友人ご夫妻から、ロサンゼルスの遊覧飛行に誘われました。行き先は、郊外の飛行場のブリュワリーです。なんと素晴らしいお誘いなのでしょうか。また、せっかくの機会なので、ロサンゼルス上空の写真撮影も少しだけ楽しみました。

まずはロングビーチ空港で集合です。すでに友人ご夫妻は到着しており。レンタルした飛行機の点検をしていました。

なかなかクラシカルなインテリアです。1967年登録の飛行機ということで、まさにベテランの風格を感じます。今回持参した ノクティルックス-M 50mm f/1.2 ASPH. 復刻版 のオリジナルモデルは、1966年から1975年に製造されたレンズ。まさに同じ時代を生きた存在とも言えますね。先日発表された、ズミルックス-M  50mm f1.4 2nd 復刻版など最近のライカの復刻版シリーズは、この時代が多いと思います。こうした歴史的な繋がりを感じると、より一層ロマンを感じます。

エンジンスタート。レシプロエンジンの振動が心地よく伝わってきます。小型飛行機は驚くほどアナログで、M型ライカに通じる、そのシンプルさがまた魅力です。

管制塔と交信する友人の姿が格好良い。この場所で、エンジンチェック。ロングビーチ空港は、大型旅客機や戦闘機も離着陸する空港なので、管制塔も大忙しなのでしょう。

いよいよ離陸。管制塔からの許可待ち。小型機が進入してきたので、この後に滑走路の侵入を許可されました。この小型機の前は、大型旅客機が進入してきて、とてもダイナミックは風景でした。こういう滑走路からの眺めは特別です。

離陸!眼下には、F/A-18 スーパーホーネットと思われる戦闘機が3機駐留しているのが見えます。まるで映画のワンシーンのような光景に、胸が高鳴ります。

ぐんぐんと高度を上げていく飛行機。ロングビーチ空港横の、シグナルヒルが見えます。

ロサンゼルスに住んでいた時の通勤路、405フリーウェイ。

ロングビーチ上空。クイーンメリー号と大型客船が見えます。

ロングビーチから、ハンティントンビーチを一望。たまにフォトウォークで行くサンセットビーチのピアも見えます。

ロサンゼルス郊外の風景。まるで定規で設計されたかのように、碁盤の目のように整然と広がる街並みが印象的。

夢の国、ディズニーランド上空。

どんどん郊外の景色に変わっていきます。眼下には、とっても長い貨物列車が見えます。奥の方はパームスプリングス。

約1時間ほどで、目的地のレッドランズ空港です。iPadで自分の位置と他の飛行機の位置が示されています。

奥の方にレッドランズ空港が見えてきました。管制塔の無い、無人空港です。

飛行場の上空を旋回して、着陸のルートに入ります。

いよいよ着陸。とっても快適なランディングでした。

飛行場からの風景。

飛行場を出るとすぐにブリュワリーがあり、そこで一杯いただきました。ここのIPAはとても美味しかったです。

ビール一杯のために飛行機を飛ばすなんて、なんとも贅沢な時間なのでしょう。1時間ほどブリュワリーで過ごしました。パイロットの友人は、当然飲めないので、持ち帰りのビールを購入しました。帰りのフライトも快適で、友人夫妻に感謝です!

カメラ:LEICA M11-D
レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue-
出力:Adobe Lightroom Classic

いいなと思ったら応援しよう!