PENTAX 17 失敗写真
PENTAX 17でフィルム4本、252枚を撮りました。その中で、やはり失敗はあります。主にマクロ撮影でのピント外しです。とくに最初は説明書をしっかり読み込まなかったので、AUTOモードがパンフォーカス(1m以上無限)ということを理解せず、付属のストラップで最短撮影距離を測って撮影していました。そのため、花を撮ったにもかかわらず、地面にピントが合う写真を撮ってしまいました。まあ、これも面白みがあって良いですね。最近のデジカメではあり得ない失敗です。仮に失敗しても、その場で確認して削除するのが普通です。フィルムだと、現像して初めて失敗していたことに気づきます。このタイムラグと失敗が、今の時代には贅沢な体験です。
テーブルフォトでフラッシュを使ったら、完全に露出オーバーになってしまいました。被写体はそうめんなので、白飛びは激しいですね。
ゾーンフォーカスをクローズアップ(テーブルフォト)に設定したつもりでしたが、どうやらAUTOで撮っていたようです。
Pモードで撮影しゾーンフォーカスも外し、そしてスローシャッターとなりブレブレとなってしまいました。
ケネディスペースセンターの後に、ベトナム料理屋でフォーを食べる娘。逆光だったので、フラッシュを使うべきでした。
Pモードで撮影しなければならないことは知っていたにも関わらず、またAUTOモードで撮影してしまった。
暗めの室内でフラッシュ無しで撮影。ブレたのは当然の結果です。
ジャンプした娘がブレてしまった。シャッタースピードがコントロールできないので、こういう時もあります。日中シンクロモードで撮影すると良かったかもしれません。
252枚中、明らかな失敗は8枚以内でした。失敗率はかなり低いと思います。失敗しても、ドンマイと思えるのがハーフサイズのコスト感ですね。最初の4本は、PENTAX 17に慣れるため積極的に撮りましたが、今は気が向いた時にカメラを持ち出すゆるいスタイルで楽しんでいます。一本撮り終えるのに時間がかかりますが、そのスローペースも楽しみの一つです。
カメラ:PENTAX 17
フィルム:ILFORD HP5+ / CineStill 400D / Kodak ProImage 100
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9