Berealは通知に縛られるSNSか　～Berealを半年使用してみた結果～

Berealというアプリ

突然だが、私はBerealをやっている。よくBereal関連のYahooニュースのコメ欄でアプリに利用されている、支配されるといった論調のコメントをよく見る。まぁ、Berealの特徴を言ってしまったらそう思えてしまうのも頷ける。実際、私もこのアプリを始める前はSNSに縛られるとか、制限がきつすぎるとも思ってた。しかし、始めてみると意外とSNSに縛られるどころか生活を少し良くするようなアプリだと気づいた。今回はそのことについて話していきたい。

Berealの特徴

Berealは特にプライベートを重視していると言える。アカウントは全員インスタグラムで言う鍵垢のようになっており、自分が承認されるまでフォローされることは無い。1日のランダムな時間に通知が来て、2分以内に撮影すると追加で5枚写真を撮ることができる。また、通知に間に合わなくても遅れた分の写真+1枚撮ることができる。そして、写真には内カメラと外カメラ両方が撮られるため、自分の顔と場所を同時に撮ることができる。
簡単に言ってしまえば上記のような感じだ。通知に遅れても写真を撮ることが出来るという点はあまり知られていないのが実態だ。次に、私が実際、どのように使用しているのかを記していきたい。

使用感

Berealは文字通りリアルを映すSNSのため、毎日様々な写真が投稿される。
誰かと遊んでいる写真や趣味を楽しんでいる写真はもちろん、部屋でゴロゴロしている写真や寝起きで撮影しているものもある。みんな自分のありのままの姿を映して楽しみ、それを投稿している。私はそれを見て、毎日自分と同じような生活を送っているのだなと安心する。SNSは生活のほんの一部分だけを映すものだと思っている。それは、派手な所・楽しい所だけを映して、あとの平凡な日常や家でのリラックスタイム等のSNS上で無駄だと思われることは切り捨てられてしまっている。Berealはそのようなものを拾い上げ、友達と共有できるようにしているのだ。Instagramで友達の投稿を見続けるのは精神的に辛いという人におすすめしたいアプリだ。

ただ、Berealが全てのSNSより優れているとは言えない。プライベートを全て晒してしまうということもあるので、信頼できる人とつながるようにした方が良い。また、今後のアプリの仕様が変わるかもしれない(BerealがVoodooに買収されたので)ということもある。結局Berealは今までのSNSとは違うものだが、違うだけあっての危険性も存在している。ただ、SNS疲れに悩まされる人にとってとても救いになるSNSかもしれないと言うことを一つ言っておこう。
長くなってしまったが、Berealの半年使った感想をここで終わりとしよう。