Flash Trail Challenge 2024 Autumn (80km)
9.22から9.23の間、神戸六甲山あたりを会場にしたトレイルランニングの大会に参加してきました。
わざわざ九州から神戸まで行って、山を走る大会に参加して0泊2日で帰ってくるという奇行の紀行文です。
※興奮冷めやらぬ間に書いたので読み手の事を考えないマニアックな内容です。
※備忘録です。
六甲山フラッシュチャレンジとは
大会ではあるんだけど、ITRAポイント(国際トレランポイントみたいなやつ)の獲得を目的とした大規模イベントみたいな感じです。
とはいえ、160キロが100人、80キロが200人の規模感。
関西方面からの参加者が多い中、なんと熊本からは私を含め5人が参加!!
この5人は相当な物好きでしょう。
これまでの大会で完走した最長距離が熊本県水上村の62キロ(14時間制限)だったので、クリアできれば成長できるはず…!と思ってエントリー。
私は80キロの部に参加
・制限時間22時間(17時スタートで翌日の15時が制限時間)
・累積標高3,900m(富士山1つ分?)
・往復ピストンの40キロ折り返し(エイド3箇所×2回)
結果、18時間0分21秒で無事完走することができました!
初めての距離、初めての土地だったので完走ペースでタイムスケジュールを組んでいたけど、思ったよりも調子が良く目標タイムよりも2時間短縮でゴールできました(笑)
194人のエントリーがある中93位という自分にしては上出来の結果。
なぜ調子が良かったか分析ができてないけど、自分なりの記録を残します。
①眠気対策
レース途中に睡魔に襲われるというのを一番気にしていたけど、走ってる途中は全くナシ。アドレナリン?昼寝効果?カフェイン絶ち?まだ要因は分からないけど、終始集中して足を運ぶことができた。
タイムテーブルを作って焦ることなく各エイドの通過時間に余裕を持てたのが良かったのかな?
ホント気づいたら夜がきて気づいたら朝を迎えてた感じ。
一応、2週間のカフェイン絶ちをしてレース中は缶コーヒーブラックを2本飲みました。
あと、夕方スタートだったので移動中の新幹線は終始寝て体力温存ができたのかな。
②走りやすいサーフェス
九州の山だと火山灰の影響なのか、粘土質だったり黒ボクの土質が多くて雨の後はヌチョヌチョするんだけど、砂地で水はけが良くとても走りやすかった!
昨年末に京都の「京都Great Round」に出た時も思ったけど、グリップが効くし「トレイルランニング」をやっている感じがした(笑)
③カーボローディングが上手くいった?
ザックに詰め込んだ補給食をほとんど使わなかった…。
エイドが計6箇所あったのと、ロングディスタンスなので省エネ走法を心がけたのもあったと思うけど、何よりお腹が空かなかった。2日前からカーボローディングの真似事をやったのが功を奏したのか?食べるのは大好き。
特にパスタが効いた気がする。
④気温が低く身体が火照らなかった
レース時間中の神戸市の最低気温が18℃、最高気温が24℃。涼しくて走りやすい気温。
ただ、六甲山あたりは標高900m弱で風が強かったので体感では12~14℃くらいだったと思う。
こうなってくると寒さ対策をしつつ汗冷えしないが保温をする絶妙なレイヤリングが求められる。
我ながら、メリノウールの長袖とモンベルのベンチレーション付きレインウェアで完璧に近い対応ができたと思う。
⑤腸活(菌活)のおかげでずっと何か食べ続けることができた
登山とかトレランとかは長い時間身体を動かし続けることになる。元々体内にため込んでいるエネルギーだけでは足りなくなるため、必ず「エネルギー摂取」をする必要がある。要は食事。
朝は納豆、昼は職場でのヤクルト、夜は自家製ぬか漬けの効果か、胃腸トラブルなし。終始もぐもぐタイム。
老若男女のハイカーさんもいっぱいいて、すれ違うたびにかけてくれる声援が嬉しかった😢
神戸の街のすぐ近くにこんな良い登山道があって、ハイキングが文化として根付いているんだなと感じました。
日本三大夜景が見られる掬星台は、山の上なのにAM3時でもカップルやらヤンキーやらで賑わってました。
その中に我々もいたんだけど…(笑)
やっぱり登りに弱いとか課題もいくつかあるけど、ともあれ今回は80キロまで距離を伸ばせて大収穫のレースとなりました。
無事完走できて怪我せず帰って来られたので、罪悪感なくアルコールローディングを。
大会運営の方々お疲れさまでした。