もじゃランド

ラブライバー。万年筆好き。日々のしょうもないことを書いていこうと思います。

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最近の記事

週間ページビュー数が1000を超えました

私のnoteの週間PV数が1000を超えました。 というか、1300とかになりました。正直、1000はだいぶ前に超えてました、すみません。ご覧いただきありがとうございます。 noteを本格的に書き始めたのは2023年6月です。それ以前も年に数回、ぽつぽつ書いていたのでnote歴はそこそこ長いかもしれない。それを踏まえて1300PVが多いと見るか、少ないと見るかは意見の分かれるところでしょう。正直、noteなら頑張って更新すればそこまで難しいと思いません。 しかし、私は「

    • 【蓮ノ空】活動記録8話の感想

      活動記録よかったなぁ…。 私の推しの綴理回であり,直近の大問題でもある「卒業」に絡む話だった。 綴理が抱える悩み。それは「卒業がいや」ということである。 前半では職業体験をしていたのだが、それは「どうしようもないのだから、せめて前向きでいよう」という性質のものであり、綴理の「大好きな組織、仲間とずっと一緒にいたい」との問題の解にはなっていない。 留年しっぱなしなどもちろん無理なのだが、今にこだわる姿勢は等身大の悩みだと思う。 この読者の多くは高校を卒業していると思うが、

      • 【万年筆】私とウォーターマン カレン

        ウォーターマンのカレンを購入した。 カレンはフランス語で「船」を意味する。船の穂先をイメージしているという流線的なボディは、万年筆としては異質の存在感を放つ。オシャレな中に可愛げを感じさせる、まさに「可憐」なデザインだ。先端がバランス型でもベスト型でもない(丸くも角ばってもない)のが良い。 しかし、その細身に反して金属軸でかなり重い。ペン先は18金なのだが、インレイニブである(軸とペン先が一体化している)ためか、滑らかではあるが柔らかくない。高い万年筆といえばよくしなり、

        • 【万年筆】認知の歪みについて

          ほぼ独り言のような内容だが、自戒を込めて書き留めておく。 少し前の話だが、私は友人と他愛もないやり取りをしていた。 彼とは10年来の付き合いだが、遠く離れた場所に住んでいるため顔を合わせる機会がない。しかし不思議なことに、何も連絡せずとも趣味がピッタリ合う瞬間が、数年に1回起こる。そのため、付かず離れずのやり取りが続いているという稀有な関係だ。現在は投資で意気投合している。 ある時、私は「パイロットの株が欲しい!優待があるから!」と言った。 パイロット社は、100株所有す

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        • 万年筆のこと
          23本
        • はすのそら
          27本

        記事

          【万年筆】私とカクノ

          私が初めて買った万年筆は「カクノ」だった。 まあ、そういう人は無限にいるだろうから珍しくないだろう。カクノといえば、パイロットが製造する廉価なモデル(1000円くらい)である。まずこれを買って、あるいは勧められて最初の一本とした万年筆沼の民も多い。安価ながら書き味がよく品質も安定しているため、私も初心者にはまずこれを勧めたい。 私がカクノと出会ったのは、もう3年ほど前のことになる。 当時の私は筆記具沼の浅瀬にハマりこんでいた。ブログやコラムを書くにあたり、アイデア出しのた

          【万年筆】私とカクノ

          【万年筆】デッドストック探訪 その2

          これの続き。 万年筆のデッドストック探訪に向かった筆者。 苦労の末たどり着いた、ある文具店。そこで見せてもらったのはなんと、大量のデッドストックであった… それはもう悩みに悩んだ。 成金のように「端から全部!」と言えればよかったのだが、来る前から予算を決めていたのだ。 「予算は1万、あるいは1本!」 デッドストックは相場が読めない。昔のものだから安いままかもしれないし、貴重だからプレミアを乗せているかもしれない。それゆえ、基本は1万円以内としつつ、どうしようもない場合

          【万年筆】デッドストック探訪 その2

          【万年筆】デッドストック探訪 その1

          これは、万年筆のデッドストックを探しを行った日の話。案外面白かったので書き留めたい。 デッドストックとは、「売れ残り」「長い間倉庫に眠ったままの商品」を指す。「不良在庫」「死蔵品」とも。 需要がなかったとみなされるかもしれないが、巡り合わせが悪いとか流行に乗れなかったといった理由で忘れ去られたものもあり、それらはヴィンテージとしての価値が高い。「見つかっていなかった」だけの新品が眠っていることがあるのだ。 万年筆のデッドストックには現行品と異なる魅力がある。 まず、昔の

          【万年筆】デッドストック探訪 その1

          【万年筆】もったいなくて使っていない2本

          私にとって万年筆は書くためのツールである。集めるため、眺めるために買い求めることはほとんどない。手に入れたのなら使っていきたいと思っているし、常にその役目を持たせるつもりである。 しかし、手に入れたはいいが、想像以上に貴重であったがために「これを私が使っていいのだろうか…?」「インクすら飲ませたくない…」と怖気ついてしまうものもある。いずれ使わねばならないと思いつつも、私にふさわしくない、あるいはクセが強すぎて使うに及ばず、眺めるだけとなってしまう。 今回はその一部として

          【万年筆】もったいなくて使っていない2本

          【万年筆】カスタム845使ってみた(レビュー)

          もうすぐ値上げするので遅きに失した感が満々だが、急いで書き進めたい。 前回、無理をしてパイロットのカスタム845を買ったことを報告した。 今月、すでに何本か万年筆を迎えていたが、拡大を続けるコレクションを前に本気で反省。考えを改め、「ジジイになるまで使い続ける一本を、真剣に悩んで買おう!」と思いたつ。こうして、条件に合うカスタム845を迎えた……というわけだ。 カスタム845は現在、88,000円(税込)である。今年の初めに値上げをしてこの値段だ。昨年までは55,000

          【万年筆】カスタム845使ってみた(レビュー)

          【万年筆】至高の一本を求めて…(カスタム845)

          昨日(9月23日)万年筆の日だった…! 数少ない万年筆のイベントにおいて、この日だけははっきりとお祝いできるのに……ここのnoteを更新できなかった! いや、知ってはいた。昨日、文具屋に行っていたので、なんかそういう日であることだけは掴んでいたのだ。ただ、別の用事に気を取られていて執筆まで手が回らなかったという言い訳。雰囲気だけ味わおうと一応、色彩雫を買った。セーフ。 さて、今月は私の誕生月でもある(知ったこっちゃない)。 生まれてこの方、もう何度も祝ってもらったため興

          【万年筆】至高の一本を求めて…(カスタム845)

          【万年筆】WANCHER「誠エボナイト」のレビュー

          このたび、WANCHER(ワンチャー)の万年筆「誠エボナイト」を入手したのでレビューしたい。 ワンチャーってなに?まず、「ワンチャーってなんだよ」と思っている方もいると思うので説明。 ワンチャーは大分県に本社を置く、筆記具・腕時計の製造および卸業を営む会社である。名前の響きや漢字で「萬佳」と書くことから、中国の会社か?と思われるかもしれないが、実は日本の会社なのだ。 しかも、大分でも割と外れたところに本社がある。地方ベンチャーといっても差し支えない。ぜひ応援してあげよう。

          【万年筆】WANCHER「誠エボナイト」のレビュー

          【万年筆】なぜ集めてしまうのか?

          集めているつもりはないのについ買ってしまい、いつの間にかモノがたまっている……という経験はないだろうか。 それはまるで、磁石にくっつく砂鉄のよう。手を突っ込んだらびっしりと集まってきて、自分でも少し引いてしまう。俗にこれを「沼」というのかもしれない。 私にとって万年筆関連(インクやノートを含む)がそれにあたる。万年筆を使いはじめて間もないが、安いものからそこそこお高いものまで、数十本は手元に置いてしまっている。 信じてほしいのだが、私は万年筆をツールとしか捉えていないため

          【万年筆】なぜ集めてしまうのか?

          【文房具】ノートを衝動買いした話

          ノート(ブロックメモ)を4冊も買ってしまった。 240ページ分である。受験生ならば当然のことだと思われるが、当方文具マニアのおじさんである。そんなに使わないというか、現在進行形で拡大を続けており、眠ってしまった数十冊のノートが棚の一角を占拠している。 そんな状態でありながら、ノートを4冊も買ってしまった。 いや、そんなはずではなかったのである。 当初の予定では、「ブロックメモを見繕う」ことを目的としていた。 かつてロディアのNo16を愛用していたのだが、使い切ってから

          【文房具】ノートを衝動買いした話

          【万年筆】地味なLAMY「studio(ステュディオ)」を語りたい!

          以前、私が初めて買ったLAMYの万年筆は「studio(ステュディオ)」だと書いた。 万年筆マニアが聞くと、「珍しいな」と思われるかもしれない。 確かに、LAMYの代表作であるサファリやアルスター、LAMY2000などと比べるといささか地味で渋い。これら完璧なプロダクトを押し除けてまでステュディオを買おうとする人は稀だろう。いま振り返るとそう思う。 私がステュディオを買った理由は至極単純。 まだ万年筆の知識がなかった頃、リサイクルショップにて3,000円で売っているのを

          【万年筆】地味なLAMY「studio(ステュディオ)」を語りたい!

          【万年筆】セーラー万年筆「TUZU」のレビュー

          ※サムネイルは独身男性が戯れに描いた絵です。 このたび、セーラー万年筆の新作「TUZU」を迎えたので簡単にレビューしたい。 今回はちょっと辛口なのでセーラー信者には不快な内容になると思う。あらかじめご了承願いたい。 TUZUの特徴(簡単に)・ボールペンと万年筆の同時リリース。 ・首軸にくぼみがあって握りやすい。 ・筆記角度を調整することができる。 ・コンバーター付き。 総じて、初心者に向けて作られたものだと思われる。万年筆にある面倒な所作やルールを取っ払い、魅力を存分に

          【万年筆】セーラー万年筆「TUZU」のレビュー

          オタクと趣味特技

          これはもうウン年前のこと…… 「やばい!趣味も特技もない!」 私は焦っていた。 当時大学4回生、絶賛就活中。履歴書を書く段階で詰まったのはここだった。 一応、教員免許を取得見込みだったので資格面では引きがある(と思っていたが、「すぐ辞めるのでは」と思われて案外邪魔になることが多かった)。しかし、書ける趣味も特技もない! いや、本当はあるにはある。パズドラとラブライブ!である。 書けないって。今では「ガクチカ(学業以外で力を入れたこと)」などとくさいフレーズでリア充を促

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