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森美術館・六本木クロッシングで新作「未来SUSHI」を発表します/未来SUSHIサポーター&ご協賛募集のご案内
いつもお世話になっております、アーティストの市原えつこです。
このたび森美術館で3年に一度開催される現代アート展「六本木クロッシング2022展」に参加が決定しまして、「未来SUSHI」という新作を発表させていただきます!🙌
【速報】森美術館で3年に一度開催される「六本木クロッシング2022展」に参加決定しました!🙏
— 市原えつこ / Etsuko Ichihara (@etsuko_ichihara) September 6, 2022
「未来SUSHI」という新作を発表します🍣
現代美術展への参加はこれが初めて。学生時代から思い入れのある展覧会なのでとても嬉しい、現代アート分野ではぺーぺーの新人ですが精一杯頑張ります……!🙇🏻 https://t.co/0ljLnvKiEK
本格的な現代アート分野の展覧会への参加は実質これが初めて。「六本木クロッシング」は森美術館が2004年以来続けているシリーズ展で、学生時代に見て面白すぎて衝撃を受けて美術の分野に興味を持つきっかけになった展覧会でもあるので、今回オファー頂けて非常に嬉しかったです。現代アート分野ではぺーぺーの新人ですが精一杯頑張ります。
(Tokyo ArtBeat様、掲載ありがとうございます!)
「未来SUSHI」とは - 制作中の新作アイデアをご紹介
今回発表する新作「未来SUSHI」は、コロナ禍にハマってなぜか話題になりNHKでも特集されてしまった、機内食を自作する謎の趣味「#自宅フライト」を起点に、2120年頃までの社会状況や食の未来にまで妄想を拡張し、ディストピア感溢れる「未来のSUSHI」を次々と具現化する狂気の作品です。
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※ちなみに作品構想のもとになった「自宅フライト」はこちら。コロナ渦の夏、移動ができないことがつらすぎて、近場にある100均の食器やスーパー・コンビニで調達できる食材をつかってエコノミー機内食を自作し、機内登場ビデオをYouTubeで眺めながら食事することで擬似的にフライト体験を楽しむというもの。
コロナ禍の苦し紛れに行ったところ、SNSで「やってみたい」という声が殺到し、地上波で特集されるなど話題になりました。
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おそろしい速さの時代の流れの中で、揺らぐことはないと思っていたグローバリゼーションの時代が音を立てて崩れつつある。
機内食の形すらも変わりつつある中で、それではこれからの時代の食のあり方はどうなっていくのだろうか?
という素朴な疑問から発展したものです。
例えば、未来の飛行機に乗るのは人間だけでなく半身半機の存在になっているのでは?生命倫理の自由化の果てに、人類の可食物の概念も変わっているのでは?そもそもモビリティや移動手段の未来は?等。
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未来SUSHIの一部ネタをチラ出しすると、人工マグロ・人工イワシなどは当然ながらつくります。
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その他、培養技術もスコープに入れるべく、お寿司の赤ちゃん「SUSHI BABY」や、
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ちゃんと回転寿司屋さんによくあるサイドメニューなんかも作ります。消化可能な瓦礫で。
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その他いろいろと制作予定で、未来から昔話をしてくれるPepper大将、暴走を続ける空港セキュリティゲートなど、あやしいブツたちが未来のディストピアから送り込まれた刺客のように色々と登場します。
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楽しく妄想しながら絶賛制作中で、ガンガン回転する寿司コンベアは機構設計のプロフェッショナル集団、株式会社TASKO様の機材・技術協賛が決定。コンベア機構のテクニカルはTASKO社の木村匡孝さん&沖山良太さん&林民夫さんの鉄壁チーム、そして回転を極めたアーティスト中路景暁さんにご依頼させて頂いてます。
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昭和感あふれるサイエンス・フィクション映像は、映像監督の坂本麻人さんに監修いただき、作品のロゴデザインは、国立台湾美術館でロゴがバズり中の畑ユリエさんに今回もお願いし、市原は未来SUSHI職人になります。一部の未来寿司の制作は、浅草・合羽橋にある、熱烈なファンも多い老舗食品サンプル制作業者さん「サトウサンプル」さんにお願いできることになり、大変胸アツです。
作品を妄想だけで終わらせないための科学者・研究者の方々へのリサーチ・取材も平行して行っておりまして、直近ではiPS細胞の研究などをされている再生医療分野の研究者、三嶋雄太さんにお話を伺いました。専門家の方のお話はめちゃくちゃおもしろいです。研究者の皆様への取材の様子も、映像化して森美術館で展示します!
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「未来SUSHI」にご協賛いただける企業様を募集します🙏
また、重要なお知らせなのですが、自分がもともとの予算を越えて妄想とやりたいことが膨らみすぎているため、数年ぶりに協賛の募集をはじめました……!😂
ご協賛額レンジはわりと小口からありまして、広報メリット対比のコスパはそれなりに良いかと存じます(感謝をこめて頑張ります!)。ベンチャー・スタートアップやおひとり法人も大歓迎です!
ご興味のある方はご協賛資料PDFをお送りしますので、「ふーん」という感じでもお気軽にお問い合わせください(DMやメッセンジャーでも何でもOKです。メールがご都合良い場合はmojarin@gmail.comまでどうぞ)
その他ご連絡先:Twitter / Facebook
●補足・ご注意点など
※一部先着順のご協賛プランあり。映像作品等への御社ロゴ入れの期限などの都合で、企業協賛については10/31までお受けできます
※森美術館の今回の展覧会全体ではなく、市原新作"未来SUSHI"へのご協賛である旨ご承知おきください。ただ、社名ロゴの映像掲示やクレジット特典などは本作品の今後の国内外の展示でも引き継がれます!
※目標金額に到達した場合、10月末を待たずに締め切らせていただく可能性がございます。予めご了承くださいませ。
また、企業様ではなく個人としてサポートいただける方へのECサイトもオープン予定です。
ディストピア感あふれる未来SUSHI本体や、ステッカーなど作品関連グッズ、サバイバルノウハウを綴ったあやしい情報商材などがゲットできる個人協賛「未来SUSHIパートナー」も準備中ですので、オープンしたらお知らせいたします!
(逆にどんなグッズあると嬉しいですか、とかアンケートとらせていただくかもしれません)
自分の妄想とやりたいことを盛りだくさんでぶっこみまくっているので、楽しく制作しております。現代美術のフィールドの自由さすごい。
制作中の様子などちょくちょく垂れ流していきますので、スーパーな他出展作家さんの展示も含め、お楽しみにしていただければ幸いです!
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
会場:森美術館
会期:2022年12月1日~2023年3月26日
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~22:00(最終入館21:30) ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし1月3日(火)、3月21日(火・祝)は22:00まで
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2022/index.html
企画:天野太郎(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)、レーナ・フリッチュ(オックスフォード大学アシュモレアン美術博物館、近現代美術キュレーター)、橋本梓(国立国際美術 館主任研究員)、近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
参加作家:AKI INOMATA、青木千絵、青木野枝、潘逸舟、市原えつこ、伊波リンダ、池田宏、猪瀬直哉、石垣克子、石内都、金川晋吾、キュンチョメ、松田修、呉夏枝(オ・ハヂ)、O JUN、折元立身、進藤冬華、SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD、竹内公太、玉山拓郎、やんツー、横山奈美
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