見出し画像

カッコ良い女性のエッセンスを真似したい

西村しのぶ、という漫画家さんをご存知でしょうか。

実は私はオットの蔵書で彼女を知った(大笑)のですが。綺麗な絵と、スタイリッシュなストーリー。笑いもちゃんと多めにふりかけられてます。


画像1


西村しのぶ先生のマンガは主に神戸周辺で暮らすカッコ良い男女のお話。そう、私にとっては神戸=西村ワールドです(でもホントの神戸は知らないから、今やってる企画には参加出来ぬ。残念)。

どの作品も好きなんですが、どれも出てくる大人の女性がちょーーーカッコ良くてオトコマエで、なのに可愛くて。恋愛ストーリーなのに、ベッドシーンすらいやらしくないのよ。ただただ、カッコ良いの。
オンナ友達との付き合い方もすてき。その距離感もいい。

で、主人公(たち)の生活から、いくつか「そう在れたら素敵だなぁ」と思って目指した生き方ポイントがあります。

まず、「ごはんを美味しく作りきちんと食べる」。忙しくてもちゃんと食べる。玄米食べるとか当たり前、ごはんはきちんとつくる。美味しく作る。

とくに「アルコール」っていう作品の主人公の女の子。美人バーテンダーで、すぐ海外に日焼けしに行っちゃう。だけど、旅行のために節約っていうのもあって、一人分ごはんをきちんとつくってる。

どう思います?こんなカッコいい女の子が、家に帰るとそんな地味目ごはんをちゃっちゃとつくっちゃって、しかもめちゃ美味しいとか。カッコ良い男の子が 心と胃袋鷲掴みにされるの、当たり前 笑

いまだにあのマンガの、主人公が愛おしそうにごはんを炊いたりする場面が忘れられないのです。

前も書いたけれど、私は家事一般不得手です。だけど、このマンガを見てから、「せめてごはんは美味しくきちんと!」を目指しました。20年も練習すればまぁ、そこそこは作れるようになるよね。レシピあってこそ、だけども。

食べたもので人間はできている、っていうけど、このマンガのおかげで料理をするときちょっと心に「優しい気持ちで丁寧につくって、食べる」という意識をおいてます。すると家族が笑顔になる気がする。時々の外食もいいけど、やっぱり食べ慣れた自分のごはんが、自分を元気にする。

旅行中でも1-2食は簡単なものでいいから自分で作ります。たとえスープを温めるとか、パンとハムを買ってきてサンドイッチにするとか、そんな簡単なことでも。この自分なりの「きちんと」は、身体のリズムを整えてくれる気がするから。


あと、もうひとつ。多分同じマンガかな?「旅に荷物が少ない」オンナ。

これはね!!いいなぁ!って思いました。荷物の少ないオンナ。極力それを目指したよ。
・・・でもね。これは若くて、体力に自信あって、行き先の自分の行動がわかってないとできない。悔しいんですけど。
ま、それでも旅行時の荷物、かなり小さいです、私。(2週間くらいの海外旅行は一番小さい機内持ち込みokのスーツケースひとつあれば行ける)だってね。

シャツは2-3枚。羽織れる上着と、温度微調整のためのシルクのストール。デニムとあればコットンパンツ各1枚。黒のプリーツ・プリーズのワンピース一枚。下着と靴下は3セット。化粧ポーチ。髪をケアするもの。替えの靴一足、スリッパ1組。短編集1-2冊。パースにはお財布にクレジットカードとすこしの現金、パスポート。

春から秋までなら、これで済むでしょう?そんなに大きなスーツケースは邪魔になっちゃう。

昔のヨーロッパのお金持ちみたいに、一日2-3回着替えとそれに合わせた靴、みたいな荷物をもって旅行っていう映画の世界は、それはそれで憧れるけれど まぁ・・・・別にいいかなぁって。そういう時代じゃ無いし、そういうライフスタイルは私には価値をもたないことが分かっているから。

移動に荷物が邪魔、なんて嫌じゃないですか。
だから、このマンガで描かれた女の子はかなり私の尊敬、勝ち得てます。


最後に・・・ベッド(リネン)は妥協せず好きなもので揃える。

だって!人生の3分の1とか、ベッドの中ですよ!

結婚して結構すぐ渡米だったから、ベッドマットレスは何度か買っ(い換え)てます。ここはほんとにお財布と相談になっちゃうから昔は贅沢言えなかったけれど、シーツセットはできるだけ好きな肌触りのを探してます。

実は・・・結婚して20年、まだ「これ」というマットレスにまだ、出会えてません。うーん。そんなに頻回に変えないしね。難しい所です。でもシーツセットに関してはこの数年、お気に入りブランドがわかったからそれでOK!

日本ってシーツにアイロンかけるの?(ラインLINEという作品で、主人公が「アイロンかけてられないからクリーニング)って言ってて、びっくり。
まぁ、パリッとしてるのは・・・・・嬉しいだろうけど。


まぁ、西村ワールドのカッコ良いヒロインには到底なれないけど、すごく良い目標をもらってるんですよ。
チャンスあったら、ぜひ西村先生の作品、読んでみてほしいなぁ。


サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。