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海外展開してほしい日本の会社

日本の運転免許を無事更新してきました。ついでに欲しいものもいくつか買って。

日本にしかないもので欲しいもの、私には野菜の種だったり本だったり、です。ああ、ファッション系も日本って選択の幅が広くて、毎回いいなぁってなりますけど、なにせこっちで着ると浮いちゃうもんで。

さて、野菜果物は飛行機なんかで持ち込んではいけないものですが、「種」って比較的簡単に持ち出せるってご存知でしょうか。もちろん植物防疫所というところから公的書類をもらわなきゃいけないんですが、無料ですぐやってくれるらしい。ただ、これをやった人がアメリカの空港で見せたら そこの検疫官が初めて見る書類だったらしく(笑)ちょっとけげんな顔をされたとか。まぁ、正直にやるひとはほとんどいないよね・・・(やった人がいて、シアトルの空港職員が逆にあたふたしてた、と言ってました)

アメリカで「日本の野菜の種」が全く手に入らないわけではないです。
日系の農園だとおもうのですが、そういう種を売っているところもあって、実際私も買ったことは何度かあります。今はamazonでも色々売ってますし・・・

ただ、ですね。発芽率や育ち方、虫や病気に強いかとか出来上がったものの味とか、やっぱりかなり違うんです。日本の種苗会社って相当研究してるんだろうなぁって思うんですよ。

野菜は年に一度(天候が味方してくれれば2度)しか作れないからそこまで沢山比べてきた訳ではないですが、続けて日本のもの、アメリカのものを育てると間違いなく味が大きく違います。

たかが種、と言われるかもしれないけれど、「美味しいものをつくろう」という企業の努力がすぐにわかるのです。アメリカに来た日本人の多くが「野菜の味がしない」と感じるようですが、そもそも種をどのように扱うか、どんな野菜に仕上げたいか、の熱量が違うよなぁって思っています。


パンデミックという未曾有の時期を経て、世界各地で家庭菜園をする人口が増えたようです。ファーマーズマーケットはどの国、どの地域でも大賑わいです。
あれ?これ、種苗の会社にとっては大きなチャンスなんじゃないのかな?

海外在住者の戯れ言ですけど、結構バカにならない感覚だと自負するんですけどね。どうでしょうか、日本の素晴らしい種苗会社のみなさま。
マーケットは、実は世界中に広がってると思うんですけど。。。

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