2022年のバレンタインディナー
バレンタインデーには男性が愛するパートナーに花などを手渡すことが多い、と10年前は書いていたけど、最近は日本でもそうなってきてるらしいですね。おそろしや、グローバリゼーション(・・・なのか?)。
義理チョコもほどほどにして、あまりに・・・ってのは減っていくといいなぁと思うんだけどそっちはどうなんでしょう?
うちはこういうイベント日は「美味しいワインを飲む」=ちょっと普段は作らないごはんと一緒に飲めるやつ、みたいな暗黙の了解があります。特に最近のインフレーション、コロナ禍で政府がお札を大量に市場に流した結果と思いますが、食料品までも値段が上がっているという恐ろしい現実があるので、「大枚はたいてスペシャルディナー」みたいなことは躊躇してしまう。ああ、住んでるエリアで感激するほどめっちゃ美味しいレストランがないせいもありますが。
ラム肉は夫婦ともに好きなので、今回はこれをバレンタインディナーにしよう、と数日前に購入。骨部分をのぞけば一人200gってところ?
朝から室温に戻します。
下味をつけるために真空パック部分を開けます。今回は低温調理する予定。(余談ですが、我が家のオーブンでは確実な低温調理が出来ないことがわかり、次はこの真空パックのまま低温のお湯の中での調理をしようと思います)
結構しっかり綺麗にされています。脂部分が殆ど取られているのはちょっと残念ですが、ここにある部分だけでも格子状に切り込みをいれます。強めの塩・胡椒して数時間。
レシピをググると岩塩を推奨されているので、一応これをつかいましょう。再びどうでもいいことですが、このエリアも「大古の海底」なので、このエリアから取れる岩塩の塩ってのも普通に売ってます。だけどこのCostcoブランドのほうが安いんだよね 笑
基本的にステーキとかも室温で下味を馴染ませて、表面を焼き付けて最後に低温オーブンで中まで火をいれてますが、なかなか、ね、加減良くっていうのが出来ないもので。上手になりたいわ、肉が勿体ないから。
低温調理だと60℃前後で四時間とか、らしいのですが、我が家のオーブンは最低温度が77℃(170F)なので、温度計で肉の温度を見ながら出したり入れたり。結構大変でした。
まぁ苦労の甲斐あり、表面を最後に焼き付けてもしっとり柔らかい出来になったけど、もうあれはやらんな 大笑
香り付けとつけあわせ。香り付けににんじんとタマネギも使ったのだけど、甘みが出てしまい ソースは別で作り直す羽目に。あれこれ、シロウトのばたばたが最後に出ます。
デザートの隠し味にも使った赤ワイン、カリフォルニアのCostcoで7ドルくらい(やっす!そうそう、いまやCostcoは全米一大きいアルコールのリテイラーなんだそうです)。でもとてもバランスのいい甘みと香りで、料理に使うの勿体ないかなぁなんて・・・使いましたけど。ソースはこれとマスタードとバターと醤油でシンプルに。
デザートにはnote友達、こんちゃんレシピのガトーショコラを。(上の赤ワイン使ってます)
ちょっと焼きすぎたかなぁ。標高1500mなので、ケーキ類は温度や粉の量など、ちょっと難しいんですよ(と言い訳)。
でもちゃーんと美味しく出来ました。
食事には先日ワイナリーで買ってきたBeringerのカベルネ・ソーヴィニヨンで。本当はもう一息スパイシーなワインがいいかと思ってたんですが、低温調理のラムはクセがなくて甘くて、むしろペッパー味がこのくらいのカベルネがちょうどよかった。(飲みきった後の写真でスイマセン 笑)
ワインの知識は殆どない私たちだけど、それでも上手くごはんと合うものができた食事はそれだけで(達成感とともに)うれしいもんです。
オットには娘から「お母さんに花を贈った?」ってツッコミのテキストが来たらしいですが(笑)・・・誕生日にしようと思ってたけど、と(かなり)早いプレゼントがサプライズであり、とてもうれしいバレンタインデーでした。
ちなみに、バレンタインデーってなに?いつからあるの?みたいなことを食事のときにオットに尋ねられ(ググれや、とはいわなかったが)、これを読んでみたら結構面白いなぁと思ったので貼っておきますね。
私は子供の頃はバレンタインのイベントは不参加組(恥ずかしくて告白なんて!できなかった)で、初めてチョコレートケーキを焼いたのは小4のとき、父のため・・・といって家族全員で食べましたよね 笑
告白でバレンタインを使ったことは、なかったなぁ・・・彼氏にはあげましたけど。みんな、バレンタインの告白とかしてたのかなぁ?
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