想像を超える
たまにはこんな日もある
月に2日ほど、どうにも気持ちが沈む日があります。
何をしても浮いてきません。
そんな日は、今日はそれを味わう日なんだなととらえて、沈む感じに浸ったり眺めたりしながら過ごします。
不思議なもので、翌日になって振り返ってみたら、なんか笑えてスカッとして、なんだ、昨日もいい日だったんだなあ、と思えて、無性に「ありがとう」と言いたくなりました。
そんな中、期待も心配もしていなかったことが、なんとなくいい感じになってる、という現象に気づいて、ハッとしました。
小さな幸せ
久しぶりに実家に行ったら、庭に植えたスイカの苗が思いのほか成長してくれていたし、枝豆の苗もいくらか実をつけてくれていました。
庭の様子を確認した後、美容師の母に髪を染めてもらったのですが、仕上がってみたら、私が想像していたのとは違う仕上がりでした。
居間にいってみると、父が韓国ドラマを観ていたのですが、すっかり夢中になっている様子に笑いました。
韓国ドラマには全く興味のなかったはずの父が、韓国ドラマが大好きな母と毎日一緒に見ているうちに、すっかり夢中になってしまったようです。
家に戻り、夕飯の支度をすませた頃、夫が「3分でいいから良かったら一緒に月を見ませんか」と誘ってくれました。
外へ出て空を見上げると、大きな満月。
夫は、こんなにいい月をゆっくり一緒に見られることはなかなかないから、というようなことを言っていて、本当にそうだなあと思いました。
ゆだねる
そんなこんなで、
もっとリラックスしてゆだねてくれて大丈夫だよ〜。
との声を受けとりました。
言葉じゃなく、全体で理解しました。
自分の想像の外にある喜びを受け取るには、「空間」が不可欠なようです。
すでに満たされているので、満たす必要はない、みたい。
そうか、面白いなあ。
どんな日も、世界はたぶん、ちゃんと優しい。