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「そして、生きる」を観て

私はいま絶賛坂口健太郎にハマっている。
この前美容師さんに話したら、「今ごろ〜!?」と言われてしまった._.
確かに。。
そしてその美容師さんにハマっている俳優さんはだれですか?と聞くと全く知らない人気俳優らしい人の名前が返ってきた。

さて、この2週間で観た坂口健太郎出演の作品はこちら↓

東京タラレバ娘
余命10年
ヒロイン失格
婚姻届に判を捺しただけですが
そして、生きる
俺物語‼︎
仮面病棟
イノセンス 冤罪弁護士 (視聴中)

もはやこれはただの過剰消費で、作品をつくってくださった方々に申し訳ないとは思う。。
でもやめられない、坂口健太郎の演技と顔が良すぎる。

そしてこの数々の作品の中でも、心にぐさっと来たのが「そして、生きる」だ。
6話構成のドラマで見やすいので時間があればぜひ。
作品概要はこちら💁🏻‍♀️

3歳のときに交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、その前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。
その年の秋―、瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハン(知英)とともに、気仙沼のボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚える。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼で一緒の時間を過ごした瞳子と清隆は、いつしか互いに特別な感情を抱いていく―。

https://www.wowow.co.jp/detail/115035

予告はこちら💁🏻‍♀️

かんそう ※少しネタバレ注意

もうめちゃくちゃ泣いた。目が腫れるほど泣いた。
登場人物にわるい人は1人もいなくて、でも完璧な人も1人もいなくて。
運命に翻弄されながらも自分の大切なものを必死に抱きしめて生きる人たちのお話だった。

このドラマでは色んなタイプの人がとても現実味のある性格で生きていて、人間の心の機微がとてもよく描かれていた。
1つだけ少し現実味がなかったのは、「そんなに悲劇ばっかり起こるの⁉︎」というくらいに悲劇がひたすらつづくところだ。
でも、そのおかげで視聴者であるわたしが「自分にも似たような悲しい出来事あったな」と共感することができた。
おそらく悲劇的な出来事が多い分だけ、共感する視聴者も多いだろう。

特に泣けたのは、やっぱり瞳子と清隆のお話だった。
2人は若い頃に恋人同士だった時期があったのだけど、色んなことがあって一緒になることはできなかった。2人には色んなことが起きすぎた。
お互いにどんなに惹かれあってても運命が2人を一緒にいさせなかった。
そんな内容だった。

2人に起きた“色んなこと“は是非ドラマを観て確認してほしいのだが、この話を観て私が感じたのは、恋人や夫婦は「一緒に生きていく人」なんだなあということを思った。
相手のことがどんなに好きでも、相手がこちらのことをどんなに好きでも、同じ場所で同じ人生を歩むことができなければ関係はつづけられないと思う。
私には私の人生があって、相手には相手の人生があって、お互い大切にしなければならないものがあって、それがうまく噛み合って、お互いに好きあえたら私たちは恋人や夫婦として一緒に生きていけるのではないだろうか。(ハードル高すぎ)
もしそんな人と出会えたなら、どんなことがあっても手放してはいけないと強く思わされる作品だった。

ところで、私には遠距離恋愛中の彼氏がいる。
日本とオーストラリアの超遠距離。
彼は日本人なので日本に帰ってくる予定ではあるが、この先何が起こるか分からない。私たちの運命がこの先も重なり合ってくれることを願うばかりである。


瞳子、清隆、ハンちゃんの人生がいまも光り輝いていますように。

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