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まだ低賃金で消耗してるの?~月収100万円も夢じゃない!東京フーデリ配達員のすすめ~

皆さんはご存知だろうか。

東京のフーデリ配達員は、驚くほど稼いでいることを。

月収100万円を稼ぐ配達員が何人もいる。
年収にすると700万円~800万円クラスの配達員もたくさんいる。

「とは言っても、こんなに稼げるのは一部の猛者だけで、大多数は稼げないんでしょ?」と思うかもしれない。

でも、そんなことは全くない。
特別な資格が無くても、業界経験が無くても、体力さえあれば可能。

とはいえ、これを達成するためには相当なハードワークが必要。一昔前の佐川急便のような休日返上・16時間労働レベルのモーレツな働き方が求められる。

だが、月収35万円・年収400万円程度であれば、一般的な労働時間よりも少ない時間で十分に達成できるのだ。
昼・夜のピークタイムをメインとした1日6時間、週5日の配達で達成可能である(その根拠は後述する)。

それでいて、特別な資格も職歴も学歴も一切いらない。面接すらないので面接対策も不要だ。
望ましいのは原付が運転可能な運転免許、できれば小型限定以上の普通二輪免許だが、なくても自転車で配達できる(報酬額はバイクに比べると劣るが)。

確かに社会保障などは雇用されて働く場合に比べて劣るが、労災はおよそ月1200円から特別加入できるし、健康保険は雇用される場合と同じ。社会保障の差を埋めて余りあるほどの収入差とメリットがある。

もう、低賃金の非正規労働で消耗している場合ではない。


なぜ東京都心のフーデリ配達員は稼げるのか?

一言で言うと、「需要が高いのに供給が足りていないから」だ。

もちろん、曜日や季節、気温、天候などの条件によって左右されるが、東京都心エリアはほぼ年中、恒常的に配達員が不足している。ピーク時である昼11時~13時、夜18時~21時を中心として。

理由は何よりも店舗が多く、住民の所得水準も高いことからオーダー数が多いこと。
その圧倒的なオーダー数の多さに対して、配達員が足りていない。

道路が混雑していて届けるのに時間がかかり、配達員の回転率が低くなりやすいのもあるが、それよりも配達員の絶対数が不足している。

その根拠に、ピーク時に渋谷や恵比寿、新宿といった都心エリアでウーバーイーツの配達員用アプリをオンにすると、怒涛のごとくオファーが爆鳴りする。
拒否しても数秒~十数秒で次のオファーが提示されるほど。

それでいて、単価も決して悪くはない。1000円を超えるオファーが提示されるのは普通で、雨など高需要時には2000円を超えるものもある。
安いものもあるが、配達完了までの見積もり時間が短い場合が多く、15分で750円以上が多い。
1000円のオファーでさえ、たいていは30分以内に終わる。2つ続ければ2000円になる。時給1200~1400円程度で働くよりも稼げる。

オファーを吟味して、効率よく稼げる高単価オファーのみに絞れば、時給換算3000円を超えることも十分可能で、雨天時など条件が良ければ時給換算5000~6000円近くに達することもある。
東大や早慶などの難関大学の在学生が大学受験生向けに家庭教師をやるか、性風俗店で身体を売るかでもしないと容易に得られない水準の時給を、バイクで配達するだけで稼げてしまう

オフピークタイムでも、届け先までの距離に対する単価(キロ単価)が100円/kmを切ることは少ない。

ピークタイムなら、飛んできたオファーを全て受諾する(全受け)やり方でも時給換算1700円は稼げるだろう。吟味すれば時給換算3000円以上を狙える。
これを毎日ピークタイムに実行し、週5日配達すれば、それだけで月収は35万円近くを狙える。

繰り返しになるが、特別な資格も職歴も学歴も一切いらないし、面接もない。
たとえ今が引きこもりニートだとしても、一歩踏み出せば平均年収程度の収入を得ることができる。
もっと働けば、大手企業の中間管理職に匹敵する収入を得ることもできる。

すごく夢のある仕事だと思う。まさに「ジャパニーズ・ドリーム」なのではなかろうか。

将来性について懸念する声もある。
私も、コロナ禍が次第に落ち着きを見せるにつれ、フーデリの利用者は減少し稼げなくなるのではないかと懸念していた。

だが、実際にはより稼げるようになった
東京都心においてフードデリバリーは定着し、コロナ禍が落ち着いてもその便利さが認知され、多くの人が利用するようになったのである。
他方で、配達員は雇用情勢の回復などを受けて辞める者も多く、利用者の増加に対して配達員が不足する状態となったと思われる。

私が配達員を始めた2021年と比較しても、同時期比較で直近の方が稼げるし、オーダー数も多い。
リーマンショックを超える世界恐慌レベルの不景気が起きて、オーダー数が減少し、かつ失業者が大量に発生してフーデリ配達員に大量流入する事態でも起きない限り、東京都心においてフードデリバリーが稼げなくなることはまずありえないといえる。

地方と比較しても、東京都心のオファー数の多さと単価の高さは別格であるとの声が現役配達員から多く上がっている。
なんなら、配達報酬は高いが生活費も高い欧米諸国のフーデリ配達員よりも、東京のフーデリ配達員の方がより多く稼いでいて、より良い暮らしを送れているとさえ思うほどだ。
地方在住などの場合は、引っ越してでもやる価値は十分にあると思う。

オーストラリアでのワーキングホリデーでの高収入ですら、東京のフーデリ配達員の収入に劣るレベルなのである。そのうえ生活費は相当な差がある。
しかもワーキングホリデーと違って100万円近い初期費用もいらない仕事も登録するだけ。もうワーキングホリデーに行くメリットがない

もう低賃金の仕事で長時間拘束され、人間関係をはじめとするストレスにも悩まされながら消耗している場合ではない。
それでいて凄まじい人手不足だから、配達のオファーは選び放題である。
今こそ踏み出してみないか。

まずは副業でもいい。いきなり専業で配達員になるのは不安も大きいだろう。
「これならフーデリ一本で生きていけそうだな」と確信できたら、仕事を辞めて専業配達員として生きていくのがいいだろう。

配達員になるには?

配達員になるためには、まず以下の物が必要になる。

必須
・配達用バッグ(Amazon等で数千円で購入可能)
・配達報酬入金用の銀行口座
・公的機関発行の有効な身分証
・スマホ

強く推奨
・自らが所有する乗り物(自転車・バイク等。持続的に効率良く稼ぐには原付以上のバイクを推奨)
・スマホホルダー
・モバイルバッテリー(配達アプリを起動すると電池消耗が早くなるため)
・緩衝材(バッグの中で商品が荷崩れするのを防ぐため。バスタオル等でも代用可)

具体的な登録方法については「ウーバー配達員 登録」などで各自検索してほしい。正直なところ、拍子抜けするほど簡単である。
できれば原付以上のバイクを所有しているのが望ましいが、体力があれば自転車でも十分可能(できればTB1eなど電動アシストのものが良い)だし、最悪レンタルサイクルでもいい。ある程度のお金を稼いだらバイクの免許を取ったり、原付以上のバイクを買うのが理想である。

原付バイクは中古なら4万円程度からある。二段階右折や法定30キロ規制のない小型二輪バイクも10万円強程度からある。

小型二輪以上のバイクに乗る場合は小型二輪以上の運転免許が必要だ。教習所の費用は、普通免許持ちの場合、費用は10万円程度。持っていない場合でも20万円見ておけばよい
(参考:https://www.koyama.co.jp/futako/plan_category2/)

この費用が厳しい場合、京都であれば、この半分程度で済む教習所も多い。合宿免許も可能なので方法については検索されたい。

配達の始め方

必要な装備を準備して、アカウントが有効化されたら、Uber Driverアプリを起動して「出発」を押す。するとオファーを受け付ける状態となる。これで仕事開始である。
シフトなどは一切ない。非常に簡単だ。

東京都心部の場合、数十秒待てばオファーが来るだろう。来たオファーには見込み報酬金額、見込み所要時間、移動距離、店舗名、届け先の住所が記載される。

配達員は個人事業主であり雇用関係ではないため、全てのオファーを受諾する義務はなく、オファーの内容を見て自由に受諾・拒否が可能である。拒否しすぎることによる悪影響は一切ない。

オファーを承諾すると、ピックアップ先の位置が地図上に表示される。もちろんナビも設定可能で、画面右下の「ナビを開始」を押すとGoogleマップが起動し、目的地までルート案内される。

この途中で追加のオファーが来ることも少なくないが、費用対効果が良くないものも多い(+10分の見積もりなのに+200円程度など)ため、積極的に受ける必要はない。

ピックアップ先に到着したら、注意事項に従ってピックアップを済ませ、「受け取り完了」をスライドするとお届け先の位置が表示される。こちらも画面右下の「ナビを開始」を押すとナビしてくれる。

こちらも同様に注意事項に従ってお届けし、「配達完了」をスライドすると配達が完了する。
これをひたすら繰り返す流れとなる。

お届け先に近づくと、次のオファーが来ることも多い。煩わしいことも多いので、そう感じた場合は画面右上の三本線を長押しすると画面が切り替わる。画面下に赤地の円に白の手のマークが描かれた「新規のリクエストを停止する」を押すと、オファーが入らなくなる。

ただ、この場合は「配達完了」をスライドするとオフラインになってしまうので、それが嫌な場合はスライドする前に再び「新規のリクエストを停止する」を押して解除する。

配達の終わり方

画面下の赤地の円に白の手のマークが描かれた「オフラインにする」を押すだけ。終業連絡などは一切必要ない。

一定時間はずっと配達しないといけない決まりなどもないので、一件配達したらオフラインにして休憩する、なども可能。完全に自由である。

どのエリアが稼げるのか?

・池袋から五反田にかけての山手線沿線エリア
・上野~御徒町
・銀座

これらのエリアは終日案件数が多くオファーが大量に来ることが多い。配達員数もオファーに対して不足していることが多く、単価も上がりやすい。
それゆえ、これらのエリアは稼げるエリアである。

ただし、新宿はタワマンや地下街、ビル街など所要時間のかかる案件も多く、渋谷は一方通行や坂道などが多く、上野は地理的な要因で配達員が多くなりやすく、銀座は晴海・勝どきなどタワマン方面へのオファーも多いので、一長一短である。

ちなみに最もオファーが多いのは渋谷・新宿と考えられる。

個人的には、恵比寿~中目黒周辺新大久保周辺が所要時間のかかる案件が少なくおすすめである。ただし恵比寿~中目黒周辺は坂道が多いので自転車の場合はきついかもしれない。
新大久保周辺は東新宿以東に行かなければ坂道が少ないので稼働しやすいが、高田馬場方面に所要時間のかかるタワマンがあるので注意。狭い道路が多く、自転車でも有利である。

バイクの場合、所要時間が比較的短くて済む幹線道路沿いの案件を意識すると良いだろう。

稼ぐコツは?

(以下後日加筆します)


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