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トリバコーヒー 髙木康行 freedom dictionary212 7月1日写真展開催
会場:トリバコーヒー京都
TORIBA_COFFEE_KYOTO
コーヒー豆専門店&喫茶。
Open 1100-1800
closed on Tuesday.
All food plant based.
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6月20日火曜日午前10時
定休日の「トリバコーヒー」TORIBA_COFFEE_KYOTO
オーナーの鳥羽くん、写真家の高木くん、そして私の三人で展覧会の打ち合わせをした。
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80年続いた暖簾を、これほど見事に蘇生復活させたオーナーの手腕に感服する。そして七月一日、同じ店の中にエスプレッソ・バーをオープンする。そのタイミングで高木康行の写真展を開催する。偶然とはいえ、高木の作品の圧倒的な美しさにはため息しか無いが、写真という表現への常に革新的であろうとする姿勢にいつも感嘆するのだ。私の拙い感想ではその魅力に届かないから是非ご自身でお確かめいただきたい。作品の醸し出すモダンさと、トリバコーヒーの内装のエキゾチックさのマリアージュにきっとあなたは魅了されるに違いない。中でも、同店舗を改築して新しく始まるエスプレッソBARの主役であるエスプレッソ・マシーンはメカフェチには堪らない1950年代の名機だそうだ。その話を私の行きつけの同じくエスプレッソ・バー、もちろん、「freedom dictionary」を販売している。「punteggiatura-プンテッジャトゥーライタリア」の『バール』という形の、地域に根差したお店。No Tourists , excluding referrals.-7:00 - 19:00 (sab.dom.lun -21:00)不定休(ハイライトにて)に、話したら、当然知っていて、あれは凄いです。と唸っていた。と言って、いわゆるカフェが内装の見事さや見たこともないマシーンで流行るとは限らない。要はその店のオーナーのセンスに尽きると思う。まるでここはイタリアか?朝七時から正装して店を開けるプンテで飲む目覚ましエスプレッソも魅力だし、自らコーヒー豆を焙煎(ロースト)し、ペーパードリップで淹れる技術をひたすら磨くNucupCOFFEEも素晴らしい。どの店もそれぞれ音楽への拘りもあり、甲乙付け難いつける必要もない素晴らしい京都の街に根ざした文化だと思っている。たかがた二年半の暮らしで京都の良し悪しを云々するのは僭越すぎるから聞き流しご容赦願いたいが、今回私が「トリバ・コーヒー」に期待するのは、文化文化と口にするのは洒落クセイ大人たちの交流の場になり得る場がまたはひとつ京都に生まれそうだということ。つまり私の言う感性は趣味やファッションでお互いを値踏みすることではなく、これまで生きてきた世界を阿吽で分かり合えることで、分野を問わず過去を俯瞰でみまわし言葉を交わせるということ。鈍臭い例を挙げれば、Parisのある時代のサンジェルマンのカフェ・ド・フロール(Café de Flore)やレ・ドゥ・マゴ Les Deux Magotsに多くの文化人が集まったように・・・歴史を振り返るだけのお墓参りのようなアート展など目もくれず、わざわざ学問として学ばなければ会話も詰まるような排他的なアート展なら四の字固めでうっちゃり、チャラいとかお坊ちゃんとか揶揄されようが、これまで私たちが生きてきてしまった足跡だけは保守肯定し、その瓦礫の山から心を震わす今は言葉にならない何かを探り出す。あそこに行けばいつでも途切れず面白いこと始まっている。それだけでいい。まずはこの展覧会から始めよう。私はそこに集う人のひとりでしかない。
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この壁の存在感には言葉はいらない。
作ろうとしても作れないこの壁にこそ、私たちは今一度頭を垂れなければならないと思う。
この壁を愛おしいと思う気持ちこそが、
未来の文化を生み出すからだ。
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この水差しを見てほしい。
こんな異品奇品は世界中探してもない。
アリテイに言えば、
一億出して買える水差しではない。
もちろん一億出す人はいないが、
金で買えないことの尊さを
私はこの水指に例えているのだ。
私の言う感性とは金で計れるものの事ではない。
貧乏を惨めと同義語だと思っている。
その呪縛から解き離れてこそ生まれてきた自由の本質を実感できるのだと思う。
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ps:今日は天気も良く、
カンマチの手首もそれほどでもなく、
久しぶりに自転車で街を流した。
まず最初に大好きな魚屋さん「大松」へ。
今日は奮発してイカのお造りを頂いた。
元々イカは好きだがここのイカは格別だ。
そしてここ大松で京都人たちと話す無駄話が私にはまさに京文化の香りなんだ。
あったかい心の人たちとの交流こそ
生きてる喜び。
これこそ正にかけがいがないものなのです。
さて、以下の画像はなんだと思いますか?
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これこそ京都の誇るべき文化のひとつです。
作るなら作ったモノに責任を持て。
無駄だからと簡単に捨ててはいけない。
お天道様はいつも私を見てる。
これは最中の皮です。
ただし、割れ、ひび、こげ、があります。
自分であんこ作ってこの皮で好きなだけ食べる。
楽しみをひとつ見つけたかも。
良い街京都。
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