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(2020:その 4) 生まれかわり
教会長になって4回目の神殿講話の原稿です。
私達人間は、今現在も、
自分の体は一時的なもので、魂だけが生まれ変わり出直しを繰り返し、諄淳と神さまの望まれる魂へと成長していっている。
ものと思っています。
神さまに苦労して作っていただいたこの体をまとって、今生を生きいてるわけですけれど、今生で生きる目的がきっとあるものと思っています。
あの世、天国での与えられた宿題があると思うのです。
それに合格できる人生であるかどうか?
人には、それぞれの試験問題があるとは思うのですが、
その問題集の共通の設問は、
ようきぐらしができる心になる為には、どういった人生を送ればいいのか?
ということかと思います。
私は、このいただいた体を使って、どうやって、その試験問題を解いていこうかと今は思案中です。
この原稿(レポート)は、まだ未回答の部分が多いとは思いますが、2年前の回答(レポート)ではあります。
このとき、このレポートを神さまが採点したら何点だったかなぁ??
20点??
以下は、
天理教会長もいちゃんのお話(2020年6月〜2021年12月) | もいちゃん | 宗教入門 | Kindleストア | Amazon
からの抜粋です。
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本日は、生まれかわりについて、お話をしたいと思います。(かしわ手)
私達は親神様の懐住まいの中から、この世の中にうまれでてくる訳ですけれども、生まれてくる際には、この世でどのような人生を送るのか事前に計画を立てて生まれてきていると思っております。
梶本惣治郎と教祖の三女、おはる様の三男として生まれた初代真柱の眞之亮様は、
母はるが懐妊中より
教祖みき様が
「今度、おはるには、前川の父の魂を宿し込んだ。しんばしらの眞之亮やで」
と語られています。
このことからもわかりますように、人間が生まれ変わる際は、親神様の思し召しがあり、役割を持って今生に生まれてくるものと考えられます。
実際に眞之亮様は初代真柱として、天理教教団の創成期に孤軍奮闘されその生涯を送られております。
我々人類はみな兄弟でありますから、これは中山家だけの特別な問題ではなく、我々全員にも置き換えられることだと思います。
つまりこの世に出直してくるということは、だだなんとなく生まれ変わってくるのではなく、この世での役割、この世で何を学ぶのかを計画して、神の計らいをもって生まれてくると考えるのが自然と思います。
翻ってみると、どのような困難な人生であっても、どのような理不尽な人生であっても、それが、今生で我々が乗り越えなければならない人生であると思うのです。
生まれてくるときには、親神様から、与えらえた今生の人生を私達はどう生きていくのかをじゅんじゅんに諭された上での人生であると思います。
ただ、人間は今生に於いては、その神の思惑に想いを添うことができずに、目の前の困難、苦難に目が行って、本来送るべき人生に目が向いていないのかもしれません。
そういった時に親神様から、お前はこの人生をこういった目的で生きていくはずであったのに、ちょっと道がそれているぞと、気づけないうちに、色々と気づきのお手入れを頂いているのかもしれません。
それに気づくのか、気づかないのかが、今生での目的を達成できるのかどうかの分かれ目かもしれません。
神の思惑に気づくことができれば、どのような困難な人生であっても、それを受けいれ、こころを立て替えて、陽気で、こころ穏やかな人生を送れるものと思います。
そういった心で過ごすことができれば、
今生を終えるときに、
ああ良かった。
いい人生だった。
と思え、
親神様からも、
よく頑張った。
その誠を受け取る。
と言って貰えると思います。
そうやって生まれ変わりを経るごとに、一歩一歩親神様の望まれる魂へと近づいていけるものと思わせていただきます。
以上つたない話ではございましたが、御清聴ありがとうございました。(かしわ手)