【ソムリエ勉強用メモ】日本編~プロフィール~
栽培面積:明確なデータなし。生食用も兼ねるデラウエアや甲州があるため
ワイン生産量:87,325kl ※国内製造ワイン(輸入原料などを使用)を含む
・このうち「日本ワイン」は1.7万kl(2017年)で、
約2,355万本(750ml換算)。国内製造ワインの20.2%
構成比は白46.1%、赤42.7%、スパ3.9%、その他7.4%
※これらの数字はアンケートが基のため年度ごとの回答率に左右される
ワイナリー数:303軒(2017年)(2000年以降で100軒増加)
気候タイプ:全体として内陸性気候が多い。長野県は全栽培地が内陸性気候
※内陸性気候は大陸性気候と同じ
・日本で本格的なワイン造りが始まったのは明治の初めとされており、その歴史の長さは約140年。ブドウ栽培に根ざしたワイン造りが盛んになりはじめたのは1980年以降。
・北は北海道から南は沖縄までほとんどの都道府県でワインが造られる
・ワインブドウ栽培地の北限は北海道名寄市(北緯44.1度)、南限は沖縄県恩納村(北緯26.3度)。緯度差は約18度と大きい。(仏のそれは約6度)
・「日本ワイン」とは、「国産ブドウを原料とした果実酒である」。この定義は国税庁により2015年、法的に定められた。
・国内市場におけるワイン流通量の構成比は、輸入ワインを含めたワイン全体の4.1%が日本ワインと推計されている。
・ワイン用ブドウ生産量のうち、自社農園で栽培されたものはわずか13%、つまり日本ワイン全体のうち自社畑栽培のブドウから作られるものは1割強
・自営農園は64軒。(原料用ブドウを自社農園からもっとも多く受けているワイナリー。国税庁による定義。)100%自社管理畑のブドウでワインを造る「ドメーヌ型ワイナリー」も増加傾向。
・稼働しているワイナリーのうち、約83%は年間生産量が13万本以下の小規模ワイナリーで、この比率は増加傾向。
・ヴィニフェラ種に加えラブルスカ種、甲州などの東洋系品種、野生ブドウ(山ブドウ)、これらの交配・交雑種などワイン原料ブドウの種類が多様
・ワイナリー数は山梨県が群を抜いて多いが、北海道と長野でも増加中
「日本ワイン」生産量、ワイン原料ブドウ生産量、稼働ワイナリー数
これらの上位の順位はすべて一緒である(2017年)
1位:山梨県
2位:長野県
3位:北海道
4位:山形県
5位:岩手県
6位:新潟県