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ジョアン・ジルベルトのギター Di Giorgio/Tarrega

ジョアン・ジルベルト愛用のヴィオラォン/ギターといえば、楕円のサウンドホールが特徴的なDi Giorgio(ヂ・ジョルジオ)のTarrega(タヘガ)。
いつから使用しているかははっきりしていないものの、ブラジル帰国後のライブ以降はこのギターのみ使用しているのが映像に残っている。
(かつてカエターノ・ヴェローゾもこのギターを使用していた。)
多くのブラジルのプロミュージシャンはブラックヘッドと言われる黒いヘッドにラインが入ったプロモデルを使用している。
ジョアンの物もカエターノの物もこのプロモデルで、通常は上の写真にあるように彫り物が入っている。
通常のクラシックギターと異なりスケールは少し短く、音は纏まりのある中音域に寄ったサウンド。いわゆるクラシックギターではこの音色が出ないため、ジョアン来日であの音に触れたギター弾きたちの中にはDi Giorgioを求めて個人輸入する人も見かけた。数年前まで名古屋のサンバタウンで輸入されていたものの、現在取引は終了しているため購入はできない。

極まれに中古で楽器店に並ぶこともある。参考まで↓

ジョアンは日本公演時にこのギターにラベラ850bというブラックナイロンの弦を使用していた。このふたつを組み合わせることであの音に近づくことが出来る。

ちなみにライブで使用されるマイクについてはAKGのC414を好んでいて、来日公演でもこのマイクが使用されていた(ヘッダー画像と同じマイク)。

現行モデルはこちら↓


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