ECMを聴く John Clark/Faces
ECMがサブスクで全て解禁されたといっても、CD化されていないためリストに上がっていないアルバムも少なからずある。製作されたもののカタログから漏れているのはアイヒャーの審美眼から外れているのだろうか。
ジョン・クラークのこのアルバムもその中の一枚。大名盤というものでもないのだけれど、トロピカルな「シルヴァーレイン」などミニマルな曲もあり、ポストロックのような位置づけでも楽しめる。
フレンチホルン、ヴィブラフォン、マリンバ、チェロ、ドラムと変わった編成で、ヨン・クリステンセンのドラムがジャズのアウトラインを引いているものの、それがなければジャズらしさはないかもしれない。
バレアリック…なのかな?
ここまで、サブスクで聴けるものを取り上げてきたものの、このアルバムはCD化されていないのでYouTubeのリンクを貼っておく。
https://youtu.be/1KqEyYJ_Efo
Cello – David Darling
Composed By – Darling* (tracks: B2 to B4), Friedman* (tracks: B2 to B4), Clark*, Christensen* (tracks: B2 to B4)
Drums – Jon Christensen
Engineer – Jan Erik Kongshaug
French Horn – John Clark (2)
Photography By [Cover Photo], Design – Dieter Rehm
Photography By [Liner Photo] – Deborah Feingold
Producer – Manfred Eicher
Vibraphone [Vibraharp], Marimba – David Friedman
ECM1176
https://www.discogs.com/ja/John-Clark-Faces/release/7798030