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統合失調症について書いてみる

自分の病気についてnoteで初めて書いてみようと思う。

"双極性障害"とプロフィールに公表している方がいて、私もオープンにしてみるかと思った。
私は統合失調症だ。双極性障害よりは差別的な見方をされる方もいると思う。なぜなら病気が原因で犯罪行為に及んでしまう当事者もいるような病気なのだ。個人的にはセンシティブで難しい問題だと思う。(センシティブな問題にいきなり触れてみたが)。

統合失調症はいわゆる脳病だ。
脳の発達が著しい20代での発病が多い。詳しい原因はまだ判明されていないが、脳が発達する過程で異常な成長を遂げてしまった場合起こる可能性があると言われている。
脳病なので治療は投薬だ。向精神薬での治療が主になるが、その分合う薬が見つかれば回復は早い。

私は20歳の時に発病し、3度入院している。
また、急性期に見られる妄想や幻覚、幻聴により問題行動を起こし大怪我をしている。今も後遺症が身体に残っている。さいわい日常生活に支障はないレベルだ。

ざっと病気について書いてみたが、私の大雑把な意見としては「人生いろいろあるから皆んな言わないだけで何かしらあるよね〜」みたいな感じだ。

私自身も客観的に見れば病気だといっけん分からないだろう。実は後遺症があるので走れなかったり指に麻痺があったりするのだが、言わなきゃ分からないし、あえて言うつもりもない。(今回はリアリティを持たせるために書いてみた)

病気があっても生きていかなくてはならないことに変わりはない。
気分障害みたいなもので鬱になってる時は呻くほど辛い。でもいずれ波は去る。

生きていて楽しいと感じる時もある。幸せを味わう瞬間も。

私は20歳の時、当時お付き合いしていた彼氏が自殺して、自分も取り乱して病状が悪化し、統合失調症と診断された。
それから、自殺をされて取り残された者の地獄を味わった。
後悔だった。そして、自分はどんなに辛くても自殺はしないと思った。
取り残された遺族の苦しみを身をもって知ったからだ。

今は30代になり、やりたいこともやり尽くした感があり、ああもうなんだか余生だな〜と良い意味で気楽に生きている。
子供まで産み、周りに支えられながら、それなりに楽しく生きている。

病があっても穏やかに幸せに生きることはできる。
もしこれを読んでる人に心の地獄を味わってる人がいるなら、対処法はあるはずだとひとこと言いたい。
そして時間が解決する。


気楽にいきましょうね moi


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