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フランスことば①代名詞「On」

それにしても、noteをはじめて一週間ほど、何しろTOPの画像を勝手に使わせていただくことが出来るというシステム、本当に大丈夫でしょうか。めちゃくちゃ可愛いのとか、素敵なのとかあって、毎回わくわくするんですけど。お礼の一つ書くところがないので、ここで一つ。本当にありがとうございます、大好きです。

さて、本題へ。

フランス語を勉強しているのだから、シャンソンでも長そうと思っていたのですが、そもそもシャンソンの歌手もわからないしその良さがわかるような大人の女性ではまだないし、(そして、きっと、これからも…)何かないかと小野リサやクレモンティーヌなんかをリフレインしていたのですが、とうとう見つけました。こちらジョイスジョナサン。ジョナサンといえばカモメのジョナサンを思い出すのは歳のせいでしょうか。とにかく透明感があって、時折切ない感じのする優しい音楽は私の心を十分いやしてくれるtrès bienな歌姫なのでございます。NHKのラジオフランス語講座でも紹介されたらしいのですが、私は「サブスク」の記事でふれた「Spotify」で再生しています。時折歌詞がアップされている曲とかあって、いつか口ずさんで見たいなあと思っています。

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そんなこんなで音楽までこだわりつつフランス語を学ぶ気合をの入れ方を評価していただけれたらいいのですが、(褒めてほしい年頃)表題の「On」このアルバムのタイトルにもなっていて、ホントそうなんだよ、なんなんだよ。と思ったことについて語らせて下さい。

ここまで前置きだったことに自分でも驚いておりますが。この「ON」これは英語でいう、you とかsheとか、そうあの代名詞の一つなんですが、ペローのおとぎ話を一生懸命読んでるのに、突然の「On」まだ本当に全然わからなかったのでしばらく「上」とか「で」訳していてお恥ずかしい。やっとおかしいと気づくのは5回くらい出てきた後だったんですが、辞書によると、「people,one,someone,we」と説明してあります。

それのどれをあてはめてもおかしい。どこにも「特定の人」がいるわけでもないのに、突然の「人びと」「だれか」「私たち」。どれをとっても変。訳すのに困った、代表格でした。今、ちゃんと問題集を使うようになって判明したのですが<行為者を明示する必要がないときに>使うそうです。なんか代名詞置いとかないといけない感覚は日本語しか喋れないわたしにはちょっとわからないけど、そこに代名詞がないとすごく気持ち悪い文章になるんでしょうね。

今、改めて辞書を引いたらAの㊂くらいのところにのってました。あのときにはそこまで探す余裕なかったもんなあ。とにかく前に読み進めたかったから、「英語のON」として訳してなんかへなちょこになってたから、もう、ああ、やり直したい。消したい過去。

「成長記録として残しときなよ」

いちいち全うなことをいう息子だなと、近頃立場逆転中。見ておれよ、きっとJonathanをモノにしてやる。それにしても…このJonathanのアルバムタイトルは日本語タイトルにするならなんになるのかなあ。「誰か」じゃかっちょ悪いし、でも、もっと抽象的ななにかをさしているのかな。

辞書に書いてある参考を引用してみます。

Onは「人」意味するラテン語homoの主格形に由来する。対格形はhommeとなった

結局1番難しいのはラテン語かな〜。ちなみに「homme」はオムと読むので、なるほど、「On」である理由がわかります。やっと意味がわかってほっとしたところで、ハッと気づく。

わたしの愛用している、柔軟剤ファーファ。オム。

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と思っていたら、これ、hommeですやん。オムて!フランス語やて!と慌てていたら、夫は知っていたようで、「ほら、COMME des GARÇONS HOMMEとかさ。紳士服の売り場ではよく見かけるよ。」

えらいこっちゃ、ファミリー向けの香りやと思っていました。ま、あの、わたし、気に入ってるし、ほら、ほら、なんていい匂い‼︎‼︎

こうやって言葉を知らないと、勘違いしてること、他にもいっぱいあるんだろうなあ。世の中知らないことだらけだ〜。

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