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WH-1000XM5レビュー(圧倒的な静寂の獲得) :: WF-1000XM4イヤピース交換(遅い衣替え)
購入記録では、厳しめなことを書いた WH-1000XM5。
その後の使用感と音色などをお伝えしたい。
エージング
スピーカーやクルマなどそれ自体が稼働し、その性能を人間が感じるモノの中には、作り手が目論んだパフォーマンスが最初から100%出にくい製品もある。
いわゆる『慣らし運転』と言われる期間が必要なもの。
クルマはそれが分かりやすく、車内に新車の匂いのする間はフレッシュな感じが溢れ乗って気持ち良いが、エンジンは慣れの問題もあるが加速や停止がぎこちない。新車の匂いが薄れる頃、アクセルと加速のイメージが一致する。ブレーキもあたりがついてスムーズに停止する。
スピーカーもメーカーによってはハッキリと取扱説明書に記載されている。
慣らし期間
スピーカーの性能は、ご使用になるにつれて微妙に変化します。スピーカーが冷たい環境に保管されていた場合、ドライブユニットのダンピング材とサスペンションが本来の機械的特性を取り戻すまで、しばらく時間が掛かります。ドライブユニットのサスペンションは音量やソースにもよりますが、慣らし始めてから1時間くらいで徐々にほぐれてきます。スピーカーが意図された性能を取り戻すまでに掛かる時間は、開梱までの保管条件や、どのように使用されるかによって異なります。目安としては、温度による影響を安定させるため、ご使用される状況で1週間、または意図されたデザイン特性に達するために、平均15時間スピーカーを鳴らすことを見込んでください。
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エージング後、WH-1000XM5の感想
10日ほど使うと「この音がベスト」と思えてしまう。
在宅での勤務中は、ほとんどつけている。
聴く曲にもよるが、Walkmanのボリュームで1/8くらいの音。
そんな小さな音でSADEを聴いても息遣いが聞き取れ、ドラムやベースの低い音もしっかりと聞こえてくる。
仕事中のBGMなわけだが、それ以上に無音の世界を味わっている。
部屋の外の音が一切聞こえないのは、良いような悪いような…
ちなみに通勤時に使用するWF-1000XM4のボリュームは1/2。
直接鼓膜に届くインナーイヤフォンに慣れていたためか、最初のうちはヘッドフォンの音が遠くから聞こえるように感じた。
しばらくするとヘッドフォンの音場の広さに慣れ、インナーイヤフォンと比較して自分がリラックスして聴いていることに気が付く。
その音場の広さゆえ、楽器の位置がハッキリしており、曲によっては今まで気が付かなかったコーラス音まで分かる。
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バッテリーの減りが早くACアダプタに差しっぱなし
WH-1000XM5のバッテリーはなかなか無くならない
WF-1000XM4のイヤピース
イヤピースの交換は以前記事にした。
寒くなりSpinFit CP360が硬く感じられ装着感も良くない。
通勤途中、廊下で片耳落としたりした。
1年前のように線路に落とさなかったのは幸い。
Amazonで確認するとAZLA SednaEarfitが復活している。
前回のものよりしっかり感が欲しかったので、違う型番AZLA SednaEarfit Crystalを買ってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1671418243947-PaijEFqJl2.jpg?width=1200)
装着感はこちらの方が良い。
Amazonのレビュー数が圧倒的に多いのも理解できる。
MOH