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Past reviews;SONYをよく買った2013年 と WF-1000XM4を一週間使ってみて
古い記事を続けます 😊
個人ブログのArchivesで、文章は当時のままです。
時系列的には『Past reviews;XBA-BT75,F-886,WG-C20』の1ヶ月後に投稿しているようです。
それと数日前に投稿した Product review;WF-1000XM4 の続編です。
2013年 SONY Products 購入一覧
先月、ウォークマンを購入したが、その後もSONYへのお布施が続き、今年は随分とSONYに貢献したようだ。
(( 購入品一覧 ))
NWD-W273
XBA-BT75
WG-C20
NW-F886
XBA-10
XBA-30
NW-M505
NW-F886のあと、3品
4月以降の電車通勤でイヤフォンを毎日使っていると、自分の耳にバランスド・アーマチュアが合っているが分かった。
NW-F886購入後はBluetooth接続音質に限界を感じ、ワイヤードのイヤフォンを探してみた。
昔々買ったオーディオテクニカのCK-9が初のバランスド・アーマチュアで購入当時は良く聞いたが、今、聞いてみると隔世の感があり、通常使用には耐えない。
SONYのバランスド・アーマチュアはちょっと特殊な作り方をしているが、ドライバが自社製で価格も安価。
最近はXBA-H1、XBA-H2、XBA-H3を売り出し中だが、バランスド・アーマチュアユニットとダイナミック型ユニットの両方がのったハイブリッドで、何回か試聴してみたがダイナミック型ユニット(主に低音)の音が気になる。
低音の出過ぎは嫌いで、且つ、このシリーズのダイナミック型ユニットには音の雑味を感じるが気のせいか?
高級機種にカテゴライズされるヘッドフォンタイプのダイナミック型ドライバからは澄んだ音が聞こえてくる。
インナーイヤタイプの限界かも知れない。
通勤でヘッドフォンタイプを装着するのはイヤなので、XBA-10、XBA-20、XBA-30、XBA-40が選択肢となる。
最初に手軽な XBA-10 を購入してみる。
少しエージングしてから聴くと、澄んだ音がきれいで、フルレンジ一発の割には低音もそこそこ。
軽く聞くには良いなと思いつつ、少し濃い音も聴きたくなり、上位機種を検討。
XBA-20、XBA-30 がフェードアウトすることが分かり、購入者の評判が良かった XBA-30 を購入。
買って直ぐ聴くと、音がショボくてビックリ。
低音は出ないし、3つのドライバがバラバラに音を出している感じ。
10時間のエージングで、音がだんだん音安定してきて、高音の綺麗さと低音の豊かさのバランスが整ってきた。
おそらく今年最後の購入品となる、スティック型ウォークマンNW-M505。
iPhoneのレシーバーにもなるし、久々のスティックタイプらしいので買ってみた。
直方体のため厚みがあるが、iPhone3からずっとスマホタイプのDAPを使い続けてきたので、小ささが新鮮。
NW-F866 と同様に iPhone, iPod(touch, classic)より、音の粒が細かく聞こえる。
高音は澄み、低音はぐっと出てくる感じ。
通勤時は M505 で良いかなと思っていたら、F886のDSEEがHXにアップグレードし、音質に差がついてしまった。
今月半ば、空いている銀座ソニープラザでZX1とF886, M505の聞き比べをしてみた。
ハイレゾは圧倒的に ZX1 の音が豊かだが、それ以外ではF886とZX1とで再生音の違いがほとんど感じられない。
ソースの録音やミキシングの優劣が気になるレベル。
この2台と M505 を比べるのはちょっとかわいそう。
ただし、NW-M505のBluetoothレシーバー機能は使い勝手がよい
手持ちの iPhone5、iPod touchとペアリングしてライブラリを分散させれば、聴きたい音楽が聴ける。
AAC256kbpsだとほとんどロス無く受信でき、NW-M505のデジタルアンプで聴く音も室外であれば気にならない。
今年の春以降、ライブラリの購入はネットになったせいもあるかも( iTunes か Amazon [mp3] )
何故かiTunesの方が音が良く聞こえるのは気のせいか?
以前コメントした WG-C20 だが、今月ようやく iOS用のアプリが出た "File Manager for WG-C20"
F886から操作するAndroid用の同名アプリと機能は同じはずなのだがレスポンスも良く、フリーズしたりしない。
iPhoneのワイヤレスストレージとして利用でき、今まで不調だったDNP-720SEとの接続もとりあえずAirPlayで解決。
DLNA環境再生にiOSを介すこととなるが、再生時の選曲等は結局iOSを使うこととなるので利便性は変わらず。
先ほど外出先で、WG-C20 -(WiFi)- iPhone5 -(BT)- M505 - XBA30 の環境で聴いてみた。
100GB(ほとんどがAAC256kbps)のライブラリをどこででも気軽に聴けるのはよいこと。
まもなく契約を始めてから2年経つ SKY.FM を解約して Music Unlimited に加入した。
SKY.FM も最初は良かったのだけど長く聴いていると同じ曲ばかりで飽きてきた。
今年になってから Music Unlimited が 320kbps 配信となり月額も安くなり、初月無料とのこと。
当たり前だけど、ビットレートが良くなると聴いている音は良くなる。
1600万曲(どういうカウントしているのか不明)の中から選択して、自由にどこでも聴けるのはよい。
ひとつ疑問に感じたのは「SONYは何故、Music Unlimited から曲を購入できるような仕組みを作らなかったのか?」
オフラインで端末に4000曲保存できるようだが、その音質は全然良くない(48kbps?)
320kbps でそのまま購入できれば便利だし、SONYも利を取れると思うのだが。
8年後(2021年)の今、レビューを読み返してみると有線接続はまあ良いとしても、「wireless接続はまだまだこれから」という時期であったことが読み取れます。
ここ数年で、使用勝手と音質は向上しましたが「電源を入れて(ケースから取り出して)耳にさし、プレーヤーで楽曲を選択する」という一連の行為は、今も昔も、これからも変わらないような気がします。
『イヤホンとプレーヤー』が物理的なモノである限り、不変かと。
WF-1000XM4を一週間使ってみて
無線で 24bit / 92KHz の音が、こんなに簡単に聴けるようになるとは思いませんでした。
ノイズキャンセリング機能も、ズッと気になっていた無音時の「サーッ」という機械音がほとんど聴こえなくなり、イヤピースがほぼ『耳栓』なので使用しているときの没入感は、WF-1000XM3とは比較にならないくらい向上しています。【歩くときは、ヨソ見注意!】
イヤホン自体の筐体が小さくなったため、耳から外れる心配はありませんが、自分が歩いていてズレを感じてイヤホンを耳に押し込むときに指が触れると、タッチセンサーが作動してしまいます。
デフォルトは左がノイズキャンセラの設定、右が楽曲のスキップで、触る度に作動するのは煩わしいので、両耳ともオフにして使っています。
使い始めて最初の頃は『WF-1000XM3とそんなに変わったのかな?』と感じていましたが、WalkmanからLDACで聞くと違いが分かるようになりました。
Amazon の ULTRA HD は楽曲によりますが、前に書いたとおり Yumingの楽曲は全て 24bit / 92KHz です。
最近知ったのですが、Stevie Wonderの楽曲も一部を除いて ULTRA HD です。
三部作(Talking Book, Innervisions, Fulfillingness' First Finale)は当然ですが、その中の、ファースト・フィナーレの情報を見て驚きました。
24bit / 192KHz ホントに!?
確かに音は良いのですが、24bit / 96 KHzとの違いは分かりません😅
24bit だったら、48KHzでも分からないかも。
でも慣れというのは怖いもので、この音質に慣れてしまうと情報を見ていなくても 16bit / 44.1kHz の音が薄く聞こえてしまうのは、気のせいでしょうか?
WF-1000XM4の強力なノイズキャンセリング機能 + Walkmanの LDAC 通信により、通勤時に静かな曲(余り煩くない曲)をボリュームを下げて聞くようになりました。
細かいストリングスの響き、ボーカルの息づかい、エレキギターのディストーション等々、今まで意識していなかった音が聞こえてきます。
音の定位も分かりやすくて聞きやすいのですが、楽曲によってはミキシングで、楽器やボーカルを演奏の途中で動かすのは止めて欲しい(遊んでいるの? レコーディングの時、動いたりしていないでしょう?)気持ち悪くなります。
今のところ面倒なのは、充電をマメにすることでしょうか。
特にWalkman(NW-A105)は1時間ほどで充電fullが、7割くらいになります。
また、気がついたことがあれば記録します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
MOH