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Product review;WF-1000XM4 :: Walkman NW-A105

先々週、在宅勤務のBGMをハイレゾに、でチョコッと予告した。

予約していたWF-1000XM4を入手したので、早速レビュー。
思い起こすと携帯オーディオは、一時期購入していた iPod以外、ズーッとSONY。
ここ10年を振り返っても、Android Walkman NW-F886、バランスド・アーマチュア XBA-10、XBA-30、XBA-40、出張で持って行く、SRS-X10、SRS-HG10 等々… この辺はいずれ、Archive で備忘を兼ねてご紹介予定。
SRS-HG10は扉絵に写っている。
実はこれもハイレゾ仕様だったという…

WF-1000XM4 の大きさ

さて、本題のWF-1000XM4、最初の印象は『小さい!』に尽きる。

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左から 4,   3,  無印
ケースがとても小さくなっている
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同じく 4,   3,   無印
当然ながら、イヤホン本体も小さい

音は?

最初に聞いて「アレ?」と。
WF-1000X から WF-1000XM3 に替えたときは、誰でも分かるくらい音の豊かさが段違いに良くなった。

それと比較すると、iPhoneで再生する限り WF-1000XM3、WF-1000XM4ともデータのコーデックはAACで、それをDSEE HX(XM3)か DSEE Extreme(XM4)で圧縮音源を拡張して、高音質に聞かせる仕組みなので「HX と Extreme の何が違うの?」と聞かれたら「SONYの人に聞いて下さい」となる。

ノイズキャンセリング性能はイヤーピースがソフトタイプになったこともあり、格段に上がっている。外で付けると無音に近い状態になる。
イヤーピースは耐久性を考えてなのか、Comply(コンプライ)のようなソフトタイプではない。

やっぱりLDAC?

SONY独自のLDACでなければ、XM3とXM4の違いは分かりにくいのかな?と思い、調べてみると一昨年の10月から発売されているWalkman NW-A100シリーズが、昨年5月にハイレゾストリーミング対応、10月にワイヤレスの音質補正に対応している
一番安いNW-A105を入手した結果がこれ。

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しっかりとハイレゾレベルでデータがイヤホンに流れている。
Amazon Music HDの中で、Ultra HDの楽曲は探さなければならない。
ちなみに Yumingの曲は全て Ultra HD 。
ユーミンの全423曲がハイレゾ解禁。松任谷正隆×GOH HOTODAが音作りを語る

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真ん中に見える、LDAC がWalkmanの強み

ハイレゾ音源の容量

早速、宣言?明けの通勤で使ってみると、イヤホンの本体は軽く iPhoneのテザリングでWalkmanから聞く音は、今までよりも良質であることは分かるが、途中で音は切れがち。
データ通信量が一日の往復で『1GB』。
調べてみると 24bit/96kHz のデータ通信量は、5分で100MB。片道で使う時間が30分位なので納得。

解決策として、Walkmanのスロットに256GBのSD CARDを入れ、自宅で時間のあるときに、聞きそうな曲をダウンロードしている。

WF-1000XM3 を保有していて、特段不満がなければ WF-1000XM4の購入は不要かもしれない。
iPhoneと組み合わせてもWF-1000XM4の方が、音が良いのは確かなので「WF-1000XM3は大き過ぎる」とか「もっとノイズキャンセリング機能が欲しい」という方には、良いのかも知れない。

「とにかく少しでも良い音で」と言う方には、LDACで聴くことが出来る WF-1000XM4の一択になると思う。
その際には、Walkmanの購入もお忘れなく…


MOH