40のために
私は比較的肌は綺麗な方だと思っていた。
ニキビに悩まされていたのは中学生までだし、寝不足だろうが化粧したまま寝てしまおうが、そんなに肌が悪くなるということはなかった。
それどころか36歳になる今も仕事にスッピンで行っていた。
だって別に出会いを求めているわけでもないし、職場はほとんどマダムだし。
そんな自分の顔面にぐうたらな娘を持つ母は、とにかくエイジングケアに余念がない。
共同の洗面台には母のエイジング商品がずらりと並ぶ。
私といえば牛乳石鹸が1個。
しかもそれを使用した母から「何か毛穴に詰まる気がする」と言われた。
母の毛穴はあんなにケアしているのに開きっぱなしなのだろうか。心配だ。
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