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『Everlasting Flowers - Where there is a will, there is a way』感想

『Everlasting Flowers - Where there is a will, there is a way』を読了したので、完走した感想をつらつらと書きます。

それでは早速。


はじめに

まず一言、「非常に心に沁みる良作ビジュアルノベル」でした。
テキスト、イラスト、ボイス、音楽 というビジュアルノベルとしての要素の良さが余すところなく発揮されていて、全てがハイクオリティだなと思いました。
発売前から長いことマークしていたというわけではなかったんですが、発売時にSNSで目にして気になって、直後に購入を決意した作品です。私が普段よく買うゲームの価格帯よりもお高めではあるんですが、それに見合った…どころかそれでも値段は安く感じるレベルで高い作品価値を感じましたね~。マジで買って良かったよ…。

1周目読了までの総プレイ時間は約9.5時間。話が進むにつれて、終わってしまうのが怖いという感情に襲われて、頑張って各エピソードを2回に分けてちまちま読み進めてました。問題の先送りでしかない。
でも実績についてはちょっと言いたいことがあるぞ…。2周目とかCG全表示とかを実績にするのは良くないと思ったぞ!2周目は分かんないけど、CGは見るから!そんな無理やり実績用意しなくていいから!…とか言ってますが、実績もコンプリートしてます。当然。
まぁ2周目は要所要所をざっとって感じですが…シナリオの設定上2周目を見るとやっぱり違った見え方がする部分もありましたね。

『Everlasting Flowers - Where there is a will, there is a way』とは

spriteさんによって制作された王道ビジュアルノベル。”文学的FILMIC NOVELの第一弾”とされています。
『FILMIC NOVEL』は、長さよりもクオリティ・多彩なCGによる演出を重視フィルミックな構図を中心としたビジュアルストーリー・ビジュアル・音楽を融合させた映画的作品 をコンセプトとした新しいノベルゲーム作品とのこと。
冒頭でも述べましたが、このコンセプトどおり、そこまで話は長くないながらも、CGは綺麗なうえに枚数も「頭おかしいんじゃないの?」ってぐらい多いし、凝縮されたシナリオの良さそれに合うキャストの方々のボイスと音楽も素晴らしいし…。主題歌の『Convallaria』もガッツリ普段聴きしております。
第二弾以降はどういう作品になるのか分かりませんが、このハイクオリティなビジュアルノベルが今後も創られていくのだとしたら、期待しかないです、ほんとに。第二弾以降も待ち遠しい。

また、spriteさんと言えば恋と選挙とチョコレート蒼の彼方のフォーリズムといった名作を生み出してきたゲームブランド。これらの作品の内容について私はそこまで詳しいわけではないんですが、当時からビジュアルや演出ではかなり定評があったようです。そんなspriteさんが、約10年ぶりに出す新作ということで、さすがに技術的進歩も凄まじく、ハズレるわけがないですね。

さて、ちょっと逸れましたが…。本作は、そんなspriteさんによるFILMIC NOVELの第一弾。あらすじは以下。

知らない街への引っ越しを機に、有名女子校に進学した坂下深菜。
お嬢様ばかりのクラスに馴染めず、一年前に不登校になり部屋に籠っていた。
ゆっくりと進む時間。永遠のような一日。窒息しそうな日々。
部屋の中でドライフラワーを見つめながら、『私の居場所はここしかない、ずっとこの部屋にいるしかないんだ』と、深菜は自分に言い聞かせた。

星野蘭は恵まれた家に生まれ、両親に敷かれたレールの上を歩んできた。しかし、幸せな生活は徐々に壊れていき、自分が誰にも愛されていないと思い知る。

そんな二人がとあるペンションで出会い、夏の一ヶ月を一緒に過ごすことになった。
楽しい時間、癒される心。誰も信じない、裏切られてもいいと思えるような人にはもう出会えないと思っていたのに。
柳瀬美智子、成瀬陽毬たちと共に、ずっとここにいたいと思い始める。
しかし橘紗波は、それは自分が本当に向かわなければならない場所から目を背け、逃げているだけだと指摘する。

本音で話すことから逃げてきた。学校からも逃げて、友達からも逃げて、自分のことを好きな人なんて誰もいないと思っていた。
駄目な自分に向き合うのが辛い。あの部屋に帰りたくない、昔の自分に戻るのが怖い。
時間が少なくなる中で、最後まで自分の居場所を探そうとする深菜に、蘭は――。

公式サイトより

最初はもう少し、主人公2人による百合系のシナリオかと思ってたんですが、実際はそこまで百合って感じの印象は無く、どちらかというと他の登場人物も含めた美しい人間関係が魅力であり、それぞれの繊細な心情と人間的な成長がテーマになっている気がします。個人的にもすごく考えさせられたり、感銘を受けるシーンもありました。

今回はシンプルに登場人物の印象と、とくに印象に残った場面についての感想を書いていきたいと思います。
いつものことですが、この作品も例に漏れず、未プレイの方は是非ご自分で先にやってほしい…。

それでは。

登場人物の印象

- 坂下 深菜さかした みな

声優を担当されたのは上田麗奈さん。
直近でプレイした/してるゲームで良くお世話になってますね。何たらリフレクションとか不思議な夢の何たらとか。

本作の主人公。高校入学後に人間関係が原因で不登校になってはいるものの、中学時代までは友達も普通にいて、おそらくそこまで内向的な性格ではなかったどころか、友達は ”いちばん大切なもの” と言えるほどだったようで。
だから、根本から人と関わるの苦手という感じではなく、トラウマやあらゆる物事に対して心配しすぎてしまう性格から、それが怖くなっているだけって感じで、実際に蘭とは思ったよりも早く打ち解けているように見えました。尺の都合かもしれないけど。
だからこそ、みんなと仲良くなっただけで何もかも上手くいってるような、何でもできるような感覚に陥ってしまったのかも…。
また、良く言えば ”他人のために行動できる”悪く言えば ”自分のことそっちのけで他人のことを考えている” といった印象で、ここは美智子さん、蘭、紗波さんによく指摘されてましたね。

あと、当初は ”家に帰らないつもりだったから、美智子さんや陽毬ちゃんの機嫌を損ねないために” というのもあるだろうけど、それでもやると決めたことは、不安だったり嫌だったりすることでもちゃんとやり遂げようとする強い意志は尊敬できるところ。これができない人間は多いですよね。私もそう。

蘭と比較して上手くできない自分が嫌になる深菜。
2周目だと「それは仕方ない」って言いたくなる。
なんでこんな良い子が嫌われなきゃいけないんだ。

ちなみに、蘭曰く「良く見れば肌も白いし、出るところ出てるし、結構エロい」。蘭曰く、ね。

- 星野 蘭せいの らん

声優を担当されたのはLynnさん。
直近でお世話になったのは某水星の何たらに出てきたご令嬢かな。あのときも「人の人生を勝手に決めるな」的なこと言ってた気がする…。

顔が良すぎる。

深菜と一緒にバイトをすることになった(顔が良い)同僚。絵に描いたようなモデル系美少女で、家もお金持ちで…。何にも不自由していないような印象を受けましたが、実は全くの逆。何なら家族仲だけ見れば深菜よりも遥かに劣悪。そんな彼女の背景を知ってから、印象は大きく変わったような気がします。

家族とは言えども、自分の人生が他人に制限され続けてきたことに違和感を抱いた瞬間に、その環境を変えて”自分の好きなように生きる” こと決意。自分が望まないうちに訪れてしまった境遇に逆行することができる、想いの強さと行動力を持っています。引っ越しによる転校や受験などで結果的に周りに道を決められてしまった深菜とは対照的。
”Tomorrow is another day” = ”明日は明日の風が吹く” という言葉も彼女を構成するもののひとつで、あっけらかんとしたように見える中に、しっかりと理にかなった彼女なりの考えが存在しているように思います。

顔が良すぎる。(1)
顔が良すぎる。(2)

ちなみに、朝は苦手らしい。可愛い。

顔が良すぎる。(3)

- 橘 紗波たちばな さなみ

声優を担当されたのは齊藤千和さん。
個人的にはクールなお姉さん系キャラを演じられてることが多いイメージなので適役of適役すぎて困る。この方以外考えられなくなった。

滲み出る強キャラ感。

蘭が深菜を救ったように、かつて蘭を救った人。今は大学生。
姿も含めた登場は後半からなので出番は比較的少なめですが、序盤から蘭が(実はこっそりもう1台持っていたスマホを使って)電話していた相談相手。そのため、蘭にとって特別な存在であることは察していましたが、まさかそんな関係だったとは…。

1周目、蘭がスマホ持ってることに違和感を抱きませんでした。アホかな?

ペンション・ファミーユを訪ねてくれた際、この場所や蘭たちと自分の関係を知られないように一般客を装って取り繕ってたけど、既に深菜も知っていて全くの無意味になってるの可愛い。すごくクールでしっかりした頼れる女性であることは間違いないんだけど、それでいてちょっと可愛らしい一面もあるギャップが魅力かなと思います。

またここに来られたのがよっぽど嬉しかったのか、ちゃっかり制服持ってきてるし、着ちゃうところもお茶目。海でテンション上がってたのも良かったです。

大丈夫。まだ全然いける。

- 成瀬 陽毬なるせ ひまり

声優を担当されたのは富田美憂さん。
某スターズなゆでタコアイドルから、某水星の何たらに出てくる過激なアーシアンまで、演じられてるキャラがほんと幅広いですよね。

守護りたい、この笑顔。

出来すぎ中学生。もはや ”しっかりしている” とかいう次元のそれではない。
幼い頃に両親を亡くし、後に祖母も亡くしてからは、祖母の友人である美智子さんと共にペンション・ファミーユやラソンブレを支える立派な子。実は、深菜と蘭、蘭と紗波さん のようなバイトを毎年雇うようになったキッカケでもある。
手伝いを ”させられている” なんて微塵も感じる余地なく本当に好きでやっている姿が眩しすぎます。向上意識も高くて他店でメニューの研究をしている姿すら楽しそう。この子が反抗期になるところは見たくないね…。ならないか。

もはや職業病。

でも深菜や蘭、紗波と遊んでいるときは、やっぱり年相応のそれ。とっても元気で可愛らしい姿を見せてくれました。
『抱きつきゲーム』でしたっけ…あれは恐ろしいですね。ありがとうございます。

デフォルメイラストも可愛いよね。
やるやる。

- 柳瀬 美智子やなせ みちこ

声優を担当されたのは宮寺智子さん。
ドラマや映画が私の守備範囲外なので、恥ずかしながら存じ上げなかったんですが、この作品で大好きになりました。良いお声すぎる。

カッコイイ。

まず言わせてほしい。一番好きなんだ……….
見た目も凄くカッコイイ人なんだけど、人としてカッコイイ。本当に。

ペンション・ファミーユとラソンブレの経営者。亡き友人である陽子さんの意志を継いで、その孫である陽毬ちゃんの2人でお店を切り盛りしています。帳簿を付けるのは苦手らしい。
陽子さんが亡くなって、お店と陽毬ちゃんという大きすぎる2つを託されたときの想いは計り知れなくて、それを考えるだけで涙が出てきます…。経営も決して楽ではなく、先のことをはじめとしたいろんな悩みを抱えているはずなのにそれを一切見せず毅然と振舞っている姿を見ると本当に強い人だなって思うし、長い人生の中で培われた経験から発せられる彼女の言葉は、論理的にも感情的にも、そして相手への気遣いという意味でも、常に正しいものに聞こえました。
辛いことがあったときに相談したら、決して甘やかしてはくれないけど、きっと心が軽くなる優しい言葉をかけてくれて、そして私なら確実に泣く。自信がある。

作中では紗波さんしか登場はしませんでしたが、他のペンション・ファミーユのOGたちとも関係は良好なんでしょう。当たり前ですよね。こんな素敵な人だったら、いつまでも関係持ち続けたいって思いますもん。

紗波さんに対する態度、半分冗談で半分本気な感じが好き。
オンとオフをハッキリ切り分けられる人というのも、ここから読み取れる。

こんなに尊敬できるカッコイイ大人だったら一生付いていきたいなって心の底から思えたと同時に、こんなに尊敬できるカッコイイ大人には一生なれないんだろうなって心の底から思わされた人。

こんなん言われたら泣く以外できなくなる。

印象に残った場面

お題目の通りですが、2周目で気付いたこととかも含めてます。
基本的にそこまで長く語るつもりはなく、一言二言ぐらいにしようと思ってますが、場面によってはめっちゃ書くかも。

- 細かいところを雑多に

食べ物のCGがすべて美味しそうすぎた。もう暴力でしょ。

このセリフ、紗波さんに救ってもらった時のことを思い出しながら言ってるんだろうなぁ…。エモです。

なんだかんだ言って、”蘭は前にもここを訪れたことがある” というのを察することができる描写って散りばめられてるんだよね。

紗波さんを救った人、なのかな?見た目だけのイメージだけど、これまた紗波さんと正反対な性格な気がしてます。
どんな人だったのか、どんなことがあったのか、とっても気になる…。

- 深菜のメイク武装

起承転結で表した時の、”転” の1つと言える場面。深菜に寄り添いながら伝えるためにゲームに例えて説いているところも良いなぁと思いました。
残念ながら性別の都合上、メイクに対する女の子の気持ちに共感することは難しかったんですが、名シーンであることに間違いはないですね。

- 深菜の笑顔

深菜・蘭・陽毬の3人が海で遊んでいて、深菜が蘭の「にゃにゃーっ!」をくらって倒れた場面。本当に楽しそうで全く曇りのない笑顔が印象的でした。
「心を閉ざしてしまう前はこんな感じでよく笑ってたのかも」って考えると少し悲しくなるシーンでもある…。

巻き戻りますが、倒れる瞬間のCGまであるの細かすぎるでしょ。

これ以外にも制服を強制されて逃げるシーンとか、一人称視点のCGも何枚かあった印象。

- 深菜と蘭の喧嘩

こういう場面は絶対あるだろうなと思ってはいたものの、蘭が想像以上にグサグサ行くので「おいおい待て待て!」ってなっちゃった。
ここ、深菜にどっぷり感情移入できるタイプの人は蘭にヘイト溜まったりするのかな?私は「深菜の言うことも分かるけど、蘭が言うことが正しいかな…」って意見だったのでそうでもなかったんですが。言葉はだいぶキツかったけどね…。

多分、今までもイライラするところはあったんだろうな…。

あと、普通にリスペクトの意としてなんですが…。
この場面、蘭を演じられたLynnさんの演技がめちゃくちゃ好きです。すごくリアルな ”喧嘩してる女子高生の声” な気がしました。聞いたことあるもんこんな口調で怒ってる奴。
深菜も深菜で 蘭に勝手に期待してたり、(言い方悪いんですけど)女々しく「どうしてそういう言い方をするの……」とか言ったり。深菜を演じられた上田麗奈さんの演技もあって、まさにタイプが真逆の2人の気持ちが嚙み合わず喧嘩になっている、非常に緊迫感のあるシーンでした。

止めに入りたくなるぐらいには緊迫感があった。

- 紗波さんの魅せ場

紗波さんと言えば、やっぱり深菜との対話蘭との対話ですね。両方まとめていきます。
ここで感じたのは、「この人は誰に対しても厳しく接することができる人なんだな」ってこと。そして、「この人は思ってる以上に感受性豊かで脆い人なのかな」ってことですね。
先ほどの喧嘩シーンでの蘭もキツかったですが、紗波さんはより論理的に、ぐうの音も出なくなるような指摘をしてくる感じ。実際、深菜もそうなってました。

プレイ中、私も深菜に対して紗波さんと同じこと思っていたからこそ、
「それ言っちゃうかぁ…」って感じだった。

それでいて、冷徹なのかと言われればそんなことはなく…。
去年、蘭と紗波さんの間にどのようなことがあったのかは深く語られていませんが、蘭曰く「もう一緒にいたくない」なんて言い放ったみたいですから、この人も案外不器用なのかも。
ちょっとは頼れるようになった蘭と抱き合うシーンは良かったですね…。

- クライマックス

一言で何と表現したらいいのか分からないんですが、多分この作品におけるクライマックスシーンなのかなと勝手に思ってます。主題歌も流れるし。
ここは ”何が” っていうか一連の流れ全てが良かった。主題歌も流れるし(2回目)。ちょっと音量バランスがアレだったんですけど。
あと、極めて個人的なことで申し訳ないんですが、一連の流れが終わると同時に主題歌もピッタリ終わる奇跡が起こってマジでエモでした。

ロマンチックなセリフ…。
ここは”尊い”が過ぎる。

- お祭り

ここはシンプルに尊い!以上!それ以外の言葉は不要!
CGも躍動感あって良いですよね~。マジで良い…(語彙力)

- 卒業式

泣きました。とにかく美智子さんの優しさに泣かされました。2周目でも泣きました。
他のシーンでも、鼻の奥がツーンとしたり視界がうるうるしたり、じわじわくるタイプの感動はあったんですが、ここはもうボロボロに泣きました。何のために書いてるのか分からなくなること言いますが、言葉で表せませんわ。

優しすぎる眼差し…。

あと、美智子さんのギター演奏。これも沁みた…。今まで私も卒業証書という名の紙切れを何度かもらってますが、あんなもんに価値はないことがよく分かりました。
最初のほうはアルペジオ的な感じでゆったりした曲調だったけど、途中からストロークが激しくなっていくんですよね。歌詞も無い曲なんだけど、優しく、そして力強く背中を押して送り出してくれているようなメッセージを感じる曲だなって思いました。

ごめんなさい。もう1つ。
陽毬ちゃんがお店を継ぐ決意を正式に美智子さんに伝えるシーンと、深菜が1年後に戻ってこられるよう努力することを美智子さんに伝えるシーン。
オタクはこういうのにすぐやられる生き物なんだ。

陽毬ちゃんの本気度に驚いてる美智子さん、新鮮。

さいごに

ところで、ゲームタイトルにある ”Where there is a will, there is a way” はことわざで、”意志あるところに道は開ける” 的な意味らしいですね。
美智子さんが言っていたとおり、”「変わりたい」という意志を持っている人には、変わるための道が開かれていく” ということだと思います。まさに本作のサブタイトル(で、いいのかな?)に相応しい言葉って感じ。

さて、私の感想としてはこんなところでしょうか。
登場人物の印象印象に残った場面に絞って書いてきましたが、冒頭でも述べたように、テキスト、イラスト、ボイス、音楽、全てにおいてハイクオリティだということは、本作をプレイされた皆さん感じておられると思います。
そのあたりについても言語化できれば良かったんですが、私の言葉ではいまいち伝えられそうにない気がするので、そこは上手く言語化してくださってる他の方の感想でも読んで頂ければ…。おそらく私の言いたかったことも言語化されてるんだと思います。

ここまで触れてなかったので最後に。
終わり方は希望に満ち溢れたもので、エンディング後も余韻に浸れる、まさに爽やかな青春といった感じでした。

最後に、制作に携わられた全ての人に感謝です。
spriteさんらしい、非常に心に沁みる名作ビジュアルノベルをありがとうございました!

『Everlasting Flowers - Where there is a will, there is a way』の感想、以上です。最後までお付き合いありがとうございました。

それでは、良ければまた別のゲームの感想で。


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