認知的不協和

バイト先にフリーターが2人いるんです、私と24歳の人。

そしてこのバイト先に17歳は私と新しく入ってきたアイちゃんの2人だけ。アイちゃんは人懐っこい子です。たまーに可愛いブレザーを着て出勤してます。
私は同い年の子と話す機会がないので正直アイちゃんが怖い。女子高生。怖い。
女子高生となにを話せばいいのか分からないです。女子高生って元気だし、、なにもおかしくないのに楽しそうに笑ってたりしてキラキラしてます。

アイちゃんと会って2日目の頃、頑張って会話をしました。ほんとうに頑張った。
まじで怖かった。

アイちゃん、会って間もない私に好きな人の話をしてくれました。

恋する女子高生ですよ。

かけもちをしているもう1つのバイト先の店長が好きと言っていました。

よくもまあこんな名前も覚えてるかよく分からない関係の人間に話せるなあ。と

私と1番仲良くしてくれてるのは24歳のフリーター。高学歴でお兄さんとおじさんの間みたいな人、社会不適合者。

私とおじさんはバイト先でも出勤回数がかなり多い。

家族よりも友達よりも長い時間一緒に居る。
少しめんどくさい性格だけど仲良くしないとバイトが嫌になるから仲良くしてる。

ある日アイちゃんの家は今離婚寸前なんだと教えてくれた。

おじさんは母子家庭で育ちお母さんと住んでいる。そのお母さんが癌になったらしい。

みんな大変そう私よりも

辛い状況を人に話せるのがすごく羨ましかった。
私がもし辛いと人に打ち明けることが出来たなら毎日毎日愚痴をこぼしてしまう。

調節できない。ゼロかヒャクしかない。

ネガティブな話題なんて誰も楽しくないし、話さない。

そうやってずっと生きてきたから新鮮だった。ずるい。

おじさんとアイちゃんはデキてる。

なんとなくだけど私の苦手な雰囲気で察した。

アイちゃんはTwitterで知り合った年上の男の人とそういうことしてる。

好きな人と上手くいってないんだと思う。
家でも上手くいってないんだろうな。可哀想に。

でもそうやって発散出来てるじゃん。そうやって可哀想な自分売ってんじゃん。

幸薄い子が好きな自尊心低いおじさんに慰めてもらってんじゃん。くそ！

認知的不協和認知的不協和認知的不協和