見出し画像

超楽しい大判カメラ

今日は、Masaです。

またまた、新しい遊びをはじめました。少し前に、「写真を撮る理由」について書きました。

そこでの結論は、「写真をなぜ撮るのか」⇒「写真を撮る行為が娯楽」という結論に至りました。私にとっては、「いい写真を撮る」「認められるような写真を撮る」より「撮る行為そのものが楽しい」という事です。であればそれをもっと楽しむにはどうすればいいかと考えた結果、「大判カメラで写真を撮る」という思考になった訳です。

選択の結果
あるテレビで知ったのですが、樹は自由の枝をのばして、その結果、日の当たらない枝は朽ちることで自然と条件のいい環境を自ら構築するのだそうです。

この写真は、大判カメラ(4X5)で、初めて撮ったの写真です。カメラは大判ですが、最初のうちは失敗もあると思い、シートフィルムではなく、120フィルム(6x9)のカートリッジをつけて撮影したものです。操作に慣れたら、4X5シートフィルムで撮影しようかと思います。

根を張る
このさくらの樹は、それほど大きな樹ではないのですが、しっかりと根を張ってたくましく生きています。

大判カメラの魅力は、やはりアオリ撮影ではないでしょうか。ということで、手前から奥まで、しっかりピントが来るようにレンズをお辞儀させ(チルト)ピント面を操作してみました。まだ、ピントルーペを持っていないのでネガ確認用ルーペで代用しました。冠布もないので、来ていたコートをかぶせて、ピント確認しました。初めてアオリ撮影をしてみましたが、すごく楽しいです。まだしっかり理解できていないので、レンズをあっち向けたりこっち向けたり、楽しくて仕方ない。まるで子供のように撮影に夢中になりました。

白い花
ものすごく寒い日ですが、小さな白い花が咲いてました。

今回使用しているレンズは、フジノン150mm/f5.6ですが、大判カメラは蛇腹でレンズとフィルム面がつながっていますので、蛇腹を伸ばせばマクロレンズのように使えます。(マクロチューブと同じ原理)初めて挑戦しましたが、ピントが浅くて難しいです。今回はピント外してしまいました。

樹形
樹って面白い形だと思いませんか、不規則のようで完全に不規則化と言われるとそうでもないような、樹木の形は数学でシミュレートできるのでしょうか?


満開のイチョウ
イチョウの葉っぱが黄色く染まりまるで満開の花のようです。

カメラを上向けて、レンズを樹と平行にして・・・など考えながら撮るのですが、慣れていないこともあり、1枚撮るのに30分以上かかってします。(これが超楽しい)実は今回の写真は、ブローニーのカラーネガで撮影して、デジタル化の際に白黒写真にしています。まだまだ練習が必要なので、シートフィルムは高額ですから、しばらくはこの形で練習したいと思います。もちろん最終的には、シートフィルムのモノクロ自家現像をゴールとして考えています。シートフィルムが手に入る間に、早くステップアップしたいと思います。

■今回使用した機材
カメラ:ホースマン45HD
レンズ:フジノン 150mm f5.6
フイルム:Lomo Color Negative400(120Film)
     ※ホースマン69フィルムホルダー使用
デジタル化:Nikon D5+Maicronikkor60mm
RAW現像:DxO PhotoLab8.0+FilmPack7.0(ILFORD XP2をシミュレート)

いかがでしたか。
大判カメラ未経験でもGoogleとYoutube先生に頼って何とか、撮影できるまでこぎつけました。大判はさすがにカメラ自体が大きいので、どこにでも持って行ってとはいきませんが、来年は風景写真にもチャレンジしてみようかと思ってます。今まで通り、スナップや旅行は、35mmか中判で使い分けるように考えています。

スキ、コメント頂けると励みになります。




いいなと思ったら応援しよう!