ディヴァインフューリー/使者
観てきましたよ!とんでもない映画だこれは…!
このコロナ渦の鬱々とした気分を吹っ飛ばしてくれるような、最高のバイオレンスアクションエクソシスト映画でした
生まれた時に母を、幼い頃に父親を亡くし神への信仰心を失ってしまった主人公ヨンフ(パク・ソジュン)はプロの格闘家
になります
全試合(17戦だったかな…?すみません記憶が朧げです)全勝というはちゃめちゃに強いファイターとして成長するのですが
試合中、ある物が発端となりヨンフは不思議な声を聞き理性を失ってしまいます
それからという物、己の身に起こる不気味な出来事を解決すべく紹介された祈祷師を訪ねるとある教会に行くよう助言を受けます
しかしヨンフはそこで悪魔と神父達との戦いを目の当たりにしてしまい…
というストーリー
わくわくした気持ちで観に行ったのですが、正直終わった後はヘットヘトになりました
映画を観た、というよりは浴びたような感覚
頭のてっぺんからヘドロのようなドロドロした物をぶっかけられ、首のとこまでヒタヒタに浸かってしまったような
息をするのもやっとで、あっぷあっぷしながら観ていました
その理由を簡潔に説明すると
私パク・ソジュンさんとウ・ドファンさん、そしてチェ・ウシクさんのファンなのです
3人とも今をときめく韓国人俳優ですよね
見た目も実力も、そして人間性も素晴らしいこの方達を推すなという方が無理な話で…
そんな素晴らしい人達が、これもう、本当、本当に超絶エロかっこいいんですよ……
ウシクさんは可愛かった、とにかく可愛かった…
ソジュンさんの筋肉とウシクさんの可愛さ、ドファンさんの妖艶な空気に触れ、完全に眠っていた女としての本能が目覚めてしまいました
彼らの攻撃力があまりにも高く、とんでもない劇薬を食らって無理矢理沼に沈められた気分でした
あ、ファンでも何でもない方はこんな風にはならない筈なので安心してご鑑賞下さい!!!
私は頭のやばいオタクなので、これは私ならではだと思います…
いやしかしこの映画本当上手く作られてました
この映画、少し間違えばとても陳腐な作りの作品になっていたと思います
エクソシスト+アクションですからね
混ぜるな危険、とまでは言いませんが混ぜたらしんどいジャンルかなと思うんですよ
しかしそこは我らが韓国映画ですよ
ツッコミどころは多々あるにせよ、お得意の家族愛やフフフ…と笑える所も無理矢理ねじ込むその心意気!!!
流石すぎますね
ヨンフの光る右手はさながらぬ〜べ〜の鬼の手を彷彿とさせました(あちらは左手だったけど)
亡くした父親の想いが詰まった右手の拳は、何よりも強く何よりも優しいのです
また、ヨンフが出会うエクソシストことアン神父も素晴らしかった
彼の全てを包み込む柔らかさと献身さ
ヨンフは彼に父を重ねて見ていた事でしょう
2人の関係性が微笑ましくてたまらなかったですね
ネタバレになってしまうのでこれ以上語るのは難しいですが、若干怖いシーンもあったのでホラーが苦手な人は要注意です
かなり癖の強い作品ですが、皆さん楽しめるかと思います
個人的に興奮剤になる劇薬映画ですので、疲れた時は繰り返し観て元気を出そうかと思います
最早麻薬ですよ、麻薬
中々劇場に足を運ぶのも難しい時期ですが、楽しい映画だったので皆さんにも是非観てもらいたいです
観られる方は感染対策バッチリしてご鑑賞下さいね