一休道歌の書1
「夢の世に 夢のことくに生れきて
露と消えなん身こそやすけれ」
人生を露(つゆ)と例え、自然に集まった水滴が水面に落ち、流れ蒸発し、水蒸気となり、また露となる。
その循環の中での一雫だけを見るならば、露と例えた人生とは夢のように一瞬であり、人として生まれた事は、ただそれだけで幸運であるのではないか?と感じた。
そのような視点で物事を見れば、変わり映えのしない毎日も奇跡の連続のように思う。
いつこの世という世界が発生したのかはわからないが、確実に、この瞬間に、この世は存在している。
それすらも一雫の露と喩えたならば、人生も宇宙もさほど変わらない事象であり、同一であると、ビールを呑みながら思う今日この頃である。多分。乾杯🍻
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