スキルの書
演奏の依頼が入ったのでメンバーを集めてスタジオに入った時の話である。
ドラマーとして誘ったメンバーから、今回参加して一緒にライブをしてくれる理由を教えてもらった。
その理由は「スキルアップがしたかったので」。
これは叶えてあげるべき案件である。こうゆう前向きで、向上心のあるミュージシャンは大好きだ。
まずは、メトロノームの音を裏でとって刻めるリズム練習の確認をした。これが出来ればオンビートとオフビートの意味も理解り、一石二鳥だ。
次に、アイコンタクトの出来る環境を作った。
リハーサルでは、状況確認は必須事項だと思う。
更に周波数や音量、音響の与える影響について伝えた。お客様の中には幼い子供達もいる可能性を考慮して。
これらをバンドメンバーは細心の注意を払いながらライブに挑んでくれた。とても素晴らしいライブになったと思う。
途中で寝てしまった4歳の子供も起こさずにライブは無事終わった。
わずか10wに満たない音量でもロックなLiveは可能である。
そんな素晴らしいライブをしてくれたメンバーと依頼してくれた依頼者には感謝を贈りたい。
本当にありがとう。感謝です。
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