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カウンターの書

ワガママでやるせない感情を
受け入れてくれる優しい人に
ぶちかまして。

思い通りにならない現実を
自分のせいじゃないと
受け入れる器を小さくして。

身近にある些細な幸せを
当然の事だと見もしないで
遠くの夢に憧れを抱く。

でも、ある時から

ワガママでやるせない感情を
ぶつけられる立場になって
どうすればいいのか悩み出して。

思い通りならないのは
自分の経験不足で何が足りないのか
考えながら行動するようになって。

周りにある些細な幸せは
周りの愛情が無条件に与えてくれたもので
今度は自分が与えたり創り上げたり
していく立場になってようやく気づいて。

何とか手探りで不器用にはじめた頃に
アドバイスをくれた人達は
ひとり ふたり…とこの世を去って。

当たり前のようにしてた同じ事が
少しずつ出来ない体になって。

つらい事や悲しい事にも
慣れてきたと思っていたら
夕焼けや可憐な月を観ると
涙が出てくるようになって。

あー、なんだか年齢を重ねているなー。
と思う今日この頃ですね。


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