葡萄の書
私の経営する果樹農園では葡萄や林檎などを主に栽培している。
去年から摘粒法を二果摘粒にし始め、今年は巨峰等の着色系は一発ジベにしてみた。
写真の葡萄は巨峰。
二果摘粒は宮田式これっきり摘粒法を実践してみた。噂通りで、確かに作業時間の省力化に成功している。
問題は、摘房である。
昨今の温暖化の影響もあってか、近年では着色系葡萄の色がなかなかつきにくい状況になってきた。
葉枚数に対しての房数は重要である。しかし、房を結構落として適正と言われている量にしようとしても、多い気がする。
間違いない。この原因は私の欲のせいだ。
今年の収穫までどうなるかはわからないが、自分への戒めになるように、葡萄用の訓戒を残しておこうと思う。
「欲かくな。かけばかくほど損をする。」
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