初めてのフィギュア製作を試みる(その1)
こんにちは、つい先日noteデビューしたばかりのもぐらです。最初に作成した前回記事では今まで完成させた作品群を公開しましたが、第二回目の今回はデビュー直前に始めたフィギュア製作の様子を記事にしてみました。
フィギュア製作に手を出した経緯
私は以前『小説家になろう』で小説を書いて投稿していました。楽しかったのですが、脳内で作り出した物語を文章に書き起こす産みの苦しみもすさまじく、次第にストレスの方が大きくなってしまって、現在は小説の創作は休止しています。
それでもいずれまた小説の執筆を再開したいなぁと思い、今もときどきふと思いついたネタを書き留めているのですが、そうして物語を構想していると、主役だとかそのライバルだとか、登場人物も自然に考えるわけです。
模型製作を始めてから、そういうオリジナルキャラクターを立体として形にしてみたいという欲求がむくむく芽生え始め、マスコットや看板娘を作るという感覚で一度実際にやってみようと思い立って実行に移しました。
ガンプラの改造・自作は中学生時代にBB戦士の武者ターンエーガンダムとHGターンエックスを組み合わせて『武者ターンエックス』を作ったことがありますが、完全自作は初めてです。
『素材くん』で人型ロボットを作りたい
まず作りたいキャラクターは、「企業や民間人が宇宙開発に取り組む未来で、宇宙開拓者の救命活動に従事する人型ロボット」。
大まかなデザインイメージは、NASAが研究開発している火星探査用人型ロボット『ヴァルキリー』です。
(出典:WIRED.JP Science 2016.10.13 『火星を目指すNASAの人型ロボット「ヴァルキリー」、その驚くべきスペック』)
改造の土台として、イエローサブマリンでよく目にする『素体くん』を選びました(ついでに『素材ちゃん』も購入)。
素材ちゃんには一旦積んどくの底で眠ってもらい、素材くんの改造を始めます。
スタンド用の穴をあける
手始めに……完成した暁にはアクションベース等の台座で飾りたいので、基礎工事としてピンバイスで背中に3mm穴をあけてみました。
センターを狙ったつもりだけどきちんとできてるだろうか……穴が垂直に掘れているかも若干不安……でもやらないことには始まらない。
胴体内部には首から腰にかけて可動用の芯が通ってるので、一緒に貫通しないよう一度分解してから加工しました。
普段ポルタノヴァを飾ってるアクションベースに取り付けて空中浮遊させ、きちんと飾れることを確認。
ボディラインを埋める
『素材くん』は人間キャラクター用の全裸素材なので、当然顔の凹凸やヘソのくぼみ、筋肉の盛り上がりなど人間らしいボディラインがあります。人型ロボットを作りたいので、生物的な線を消して工業的なデザインに近づけます。まず顔面の凹凸、胴体のくびれ、足指をパテで埋めました。腕と脚については、試してみたい方法があるのでひとまず保留。
今回はここまで
パテの硬化を待つため、ここで一旦区切ります。
設計図はぼんやり脳内のみ、それをどんな素材で、どんな加工で立体化するか、これから模型店で素材を物色し、思いついたアイディアを試行錯誤していくつもりです。要するに勢い任せの行き当たりばったりですが、素人の悪戦苦闘の様子にご興味を抱かれましたら、どうか今後とも気長にお付き合いくださいませ。
改造が進んだら続きの記事を作ろうと思いますが、作業の合間にガンプラ等の普通の模型製作も楽しんでますので、次回は普通のキット製作の感想記事になると思います。
模型製作日誌の最初の一回目、お読みいただきありがとうございました!